インフラエンジニアの志望動機【現役女性SEが未経験の例文を紹介】

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志望動機が気になる人

未経験からインフラエンジニアになるには、

志望動機でやる気と将来性を見せなければなりません。

 

実務経験がない分、

・なぜインフラエンジニアになりたいのか

・なぜその会社で働きたいのか

・自分がインフラエンジニアに向いている点

はしっかり考えて面接に挑みましょう。

 

この記事では、インフラエンジニアに未経験でチャレンジする人のために、

志望動機の例文とポイント、面接でよくある質問をまとめました。

 

わたしはIT企業で10年以上インフラエンジニアをしています。

採用イベントに参加したり、応募者の経歴書を見る機会も多いです。

 

採用側がどのような点を見ているかを踏まえて紹介しますので、

これから採用面接を受ける人はぜひ参考にしてくださいね。

 

【例文】インフラエンジニア未経験の志望動機

さっそく例文を紹介します。

わたしは、インフラエンジニアが

ITインフラを支える社会的責任のある仕事だというところに惹かれました。

 

インフラエンジニアの友人から、

「プレッシャーのかかる仕事だが、その分やりがいも大きい」と聞き、

縁の下の力持ちとしてITインフラを支えてくれる存在に初めて気が付きました。

 

ITによって生活がどんどん便利になっている進歩の一端を

自分も担いたいと強く思っております。

 

特に御社では金融機関のインフラ業務が中心と知り、

高い作業品質が求められる環境に身を置いて早く成長したいです。

 

 

私はこれまで営業職として働いてきました。

 

相手の要望を正確にくみ取って提案するコミュニケーション能力

エンジニアの仕事でも活かせると自負しております。

 

エンジニアは未経験ではありますが、

LPICと基本情報処理技術者の資格を独学で取得しました。

 

〇月には応用情報技術者にも挑戦するつもりです。

 

 

これからも常に向上心を持って自己研鑽を怠らず、

御社のビジネスと社会に貢献していきたいと考えております。

インフラエンジニアの志望動機を考えるポイント

インフラエンジニア未経験の志望動機では、以下の4つのポイントを押さえましょう。

1:なぜインフラエンジニアになりたいかという理由

エンジニアにはいろいろな種類があります。

(Web系エンジニア、プログラマー、アプリケーションエンジニアなど)

 

インフラエンジニアは、その他のエンジニアと比べると地味な存在です。

 

世間的にはエンジニア=プログラマーやWeb系エンジニアのイメージが強く、

採用側はいつも「こんなはずじゃなかった」というミスマッチを懸念しています。

 

インフラエンジニアがどういう仕事か本当にわかって応募しているだろうか?

というのが採用側の最初の疑問です。

 

その疑問に対して、

「ちゃんと理解して応募しています」ということを

示さなければなりません。

 

具体的には、

インフラエンジニアのどのような点に魅力を感じたのかを盛り込みましょう。

 

友人から聞いたというエピソードを入れることで、

実際の仕事への理解と仕事内容を理解しようとする前向きな姿勢をアピールできます。

 

しかし、実際に友人がいない場合もあるでしょう。

 

その場合は、転職エージェントやネットから収集した情報を元に、

実態に即した仕事のイメージを盛り込みます。

 

インフラエンジニアの具体的な仕事内容はこちらでも紹介しています。

インフラエンジニアの1日スケジュールと具体的な作業!【工程別に女性SEが紹介】

 

2:その会社で働きたい理由

インフラエンジニアを採用している会社はたくさんあるので、

インフラエンジニアになりたい理由だけでは不十分です。

 

なぜその会社で働きたいのかを付け加える必要があります。

 

どこでも通じる理由はNG。

特にIT業界は転職が多いので、採用側は次のような不安を抱えています。

【採用側の不安】

 

・気に入らなかったらすぐ辞めるのでは?

 

・技術を身に付けたと思ったら転職してしまうのでは?

応募する会社の強みを見つけて言語化することで、

きちんと調べた上でその会社で働くことをイメージしていると伝えられます。

 

会社の強みは募集要項や会社案内をよくチェックしましょう。

 

志望動機に使いやすい強みは次のようなものです。

【会社の強みとアピールポイントの例】

 

 

・〇〇業界の案件が多い

 

→〇〇業界のインフラを支えたい

 

 

・上流工程や直請けが多い

 

→成長できる環境がある、難易度の高い仕事にチャレンジしたい

 

 

・エンジニアファーストの会社

 

→自分でキャリアを選択したい、成果を正当に評価してくれる

 

 

・若くてもリーダーを任される

 

→責任のある仕事をしたい、チームワークを活かして働きたい

 

この会社でこんなことがしたい!という気持ちを伝えましょう。

目を輝かせるのも忘れずに!

 

3:インフラエンジニアに適した経験や適性

インフラエンジニアは縁の下の力持ち的な存在なので、

仕事内容にマッチしている経験や適性をアピールしましょう。

 

【インフラエンジニアでアピールできる適性の例】

 

・コミュニケーション能力

 

・向上心

 

・作業が正確

 

【インフラエンジニアでアピールできる経験の例】

 

・チームで何かを成し遂げた

 

・要望をヒアリングした上での提案活動

 

・効率化やミス防止などの改善活動

インフラエンジニアに向いている人/向いていない人の記事も

参考にしてくださいね。

インフラエンジニアに向いている/向いていない人!女性でもなれる!

4:今後の成長・ポテンシャル

未経験で採用する場合は、あなたのこれからの成長を見込んで採用するわけです。

 

「採用したらスキルアップしてくれそう」

「すぐに戦力になってくれそう」

と思ってもらわないといけません。

 

意欲や熱意を感じさせるようなアピールで締めくくりましょう。

 

一番手っ取り早くて効果的なのは独学で資格を取ることです。

 

独学でなくても良いのですが、

難易度の低い資格をスクールに通って取ると逆効果の場合があります。

 

スクールに通ったなら、

資格よりも実機を触った経験をアピールしたほうが良いです。

 

「実務経験はありませんが、スクールでLinuxサーバを1からカスタマイズしました。」

など、具体的にやったことを伝えましょう。

 

さらにこれから先の勉強計画も付け加えると効果的です。

採用後も自発的に勉強する人材だと思ってもらえます。

 

インフラエンジニアの面接で聞かれる質問

志望動機以外によく聞かれる質問と答え方のポイントをまとめました。

転職理由は?

エンジニアが未経験だとしても、それ以外の職種で前職がある場合に聞かれます。

志望動機と矛盾しないストーリーで答えましょう。

 

(例)

・前職では将来性を感じなかった

→これからニーズが高まるITインフラの業界で働きたい

 

・上意下達で意見が出しにくい社風だった

→自分で改善してより良いサービスを提供したい

 

人間関係が合わなかったというのはおすすめしません。

 

本当にブラックな職場環境だったかもしれませんが、

人間関係のトラブルに弱い人、ストレス耐性がない人と思われる可能性もあります。

 

インフラエンジニアの仕事はチームワークが重要なので、

いろいろな人とうまくやっていける印象を持たれるように心がけましょう。

 

前職の会社を悪く言い過ぎない

エンジニアへの転職に限らず、

どんな職種の転職でも前の会社を悪く言い過ぎるのはNGです。

 

「もしうちの会社も転職したら、こんな風に言いふらされるのかも」

と思われたら採用されません。

 

”良い会社だったけど、自分のやりたいこととは違った”

というスタンスがおすすめです。

 

将来のキャリアプランは?

5年先、10年先のキャリアプランを考えているかが問われています。

求人や会社のホームページに書いてあるキャリアプランを事前に読むのは必須です。

 

エンジニアのキャリアプランは、

大きく分けてスペシャリストかマネジメントです。

 

どちら寄りのエンジニアになりたいかはイメージしておきましょう。

(例)

・スペシャリスト

→〇〇分野のスペシャリストになりたい

 

・マネジメント

→大規模な構築案件を1人で管理できるようなマネージャーになりたい

インフラエンジニアのキャリアプランについては、

こちらの記事でも紹介しています。

女性インフラエンジニアのキャリアプランは?女性でも出世できる?

あなたの強み・弱みは?

強みはインフラエンジニアに必要なスキルから自分に合ったものを挙げれば良いでしょう。

・コミュニケーション能力

 

・向上心

 

・作業が正確   

 

など

 

弱みはインフラエンジニアの仕事にとって致命的な弱みを避ければOKです。

 

・慎重な性格

→インフラエンジニアの仕事は1つのミスが大きなトラブルに繋がります。

慎重くらいがちょうど良いです。

 

・好きなことに没頭してしまう

→インフラエンジニアは日々勉強が必要です。

好きだから没頭してしまうという弱みは、向上心の表れとも言えます。

 

・未経験である

→未経験というのはすでに分かっているので、新しいマイナスポイントにはなりません。

未経験であることが弱みだと思っているからこそ、

一層努力して早く戦力になるやる気があるとアピールしましょう。

 

まとめ:志望動機でインフラエンジニアの業務理解をアピール

【志望動機の4つのポイント】

 

 1.なぜインフラエンジニアになりたいか

インフラエンジニアの仕事を理解していることを示す。

 

 2.なぜその会社で働きたいのか

会社の強みを理解した上でどうなりたいか示す。

 

 3.インフラエンジニアに向いている根拠

自分にインフラエンジニアの適性があることを示す。

 

 4.未経験でも活躍できる将来性

自分にインフラエンジニアとしての将来性があることを示す。

良い人材がいたら積極的に採用したいと考えている企業は多いです。

 

未経験でインフラエンジニアの採用面接を受けるのは緊張しますが、

落ち着いて自分の熱意と適性をアピールしましょう。

 

経歴書の書き方や採用面接に自信が持てない場合は、

転職エージェントや就職支援付きのスクールが利用できます。

 

無料で使えるので、自信が持てない方は一度相談してみてはいかがでしょうか。

 

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