カーテンなしはどうだろう?
視界が遮れていればとってもおすすめ!
2階リビングにカーテンなしの生活をして3年が経過しました。
開放感があり、ベランダを有効活用できてとても気に入っています。
この記事では、
2階リビングでカーテンなしのメリット/デメリット
カーテンなし生活の視線対策と暑さ/寒さ対策
カーテンなし生活の注意点
を紹介します。
参考にしてくださいね
目次
2階リビングでカーテンなしのメリット
2階リビングでカーテンなしにするメリットは3つあります。
開放感
カーテンがないので外への開放感があります。
変なカーテンをつけるより、部屋がシンプルですっきり。
(カーテンのセンスに自信がありません…)
南側は3階建てのアパートが建っているのですが、
昼間は電気をつけなくて良いほど明るいです。
カーテンのコスト削減
カーテン代がかからないのでコスト削減になります。
LDKに付けるとなると適当なカーテンは選べないし…
カーテンなしは結構いいよ!
実際には窓の外側に日よけシェードをつけているのですが、
ベランダの日よけと共用でき、費用はカーテンと大差ないです。
掃除・洗濯の手間が省ける
カーテンを洗濯するのって面倒ですよね。
カーテンがなければ洗濯しなくて良いし、カーテンレールにほこりも溜まりません。
前の家では子どもが汚れた手でカーテンを触るのがストレスでした。
窓ならサッと拭けば良いので掃除が楽です。
ベランダ続きの窓をカーテンなしにするメリット
特に、ベランダ続きの窓をカーテンなしにするのがおすすめです。
部屋とベランダに繋がりができるので、実際よりも広く感じます。
↑今はプールが出ててごちゃごちゃしてますが、
何もないとベランダの広さ(4.5畳)以上のスペースに感じます。
ベランダとリビングでコミュニケーションが取りやすいので、
子どもをベランダで遊ばせるのに適しています。
本当はベランダの出入り口をフラット(段差なし)にしたかったのですが、
雨水が入るデメリットを考えて段差はそのままにしました。
(ゆるやかに傾斜をつければ豪雨以外なら大丈夫だそうです)
2階リビングでカーテンなしのデメリット
2階リビングでカーテンなしにするデメリットは2つあります。
悪天候だと集中できない
風が強い日や豪雨の日には外が気になって集中できないときがあります。
風が気になるときや部屋を暗くしたいときはシャッターを下ろします。
(準防火地域なので、シャッターは必須でした)
シャッターしたくなるくらいなのは年5日くらいですが、
リビングで集中して仕事をする人にはデメリットかもしれません。
お昼寝に向かない
室内が明るいのでお昼寝がはかどりません。
うちの子どもたちは暗くしないと寝てくれないため、
2階ではあまりお昼寝しませんでした。
明るくても関係なく寝れる子なら良いですが、
しっかり暗くないと寝ない子は別の部屋で寝かしつける必要があります。
カーテンなし生活の視線対策
カーテンなしで気になるのは外からの視線です。
カーテンなしの窓の配置を考慮する
近隣の家から見られないようにカーテンなしにする窓を検討します。
↓わが家の配置はこんな感じ。
赤い部分がカーテンなしの窓です。
南側の3階建てアパートは、北向きの窓がすべてはめ殺しで曇りガラスだったため、
そこにベランダを配置しました。
近隣の土地が空地でまだ建っていない場合は推測になりますが、
すでに建っていれば視線が入らないの窓をカーテンなしにします。
カーテンを付けるかもしれません。
ベランダの壁を高くする
ベランダに続く窓をカーテンなしにする場合はベランダの壁を高くします。
特に指定しなければ、ベランダの壁は110cmが標準的な高さです。
わが家は設計士さんに相談し、光が入る範囲でギリギリまで高くしてもらいました。
わが家のベランダの壁は手すりをいれて150cmです。壁だけで130cm。
(壁を高くするのに追加費用はかかりませんでした)
壁を高くすると周りからの目隠し効果があります。
向かいの道路から2階の窓を見上げてみると、
大人の頭が少し見えるくらいです。
ベランダの壁が高いと他にも良いことがあります。
- ベランダのプライベート感が増す
- 子どもの落下防止
カーテンなし生活の暑さ/寒さ対策
カーテンなし生活ではカーテンで暑さ/寒さを調整できません。
代わりにシェードや高性能の窓を活用します。
暑い日はシェードを活用
わが家は窓の外側にYKKのアウターシェードを設置しています。
カタログでの性能は日差しを窓の外で8割カットするとのこと。
シェードをしたときとしていないときの体感の暑さは確かに違います。
シェードはベランダの日よけとしても使用しているので、
費用対効果は高いです。
ベランダでプールやトランポリンをするときにシェードをして、
子どもの紫外線対策をしています。
生地の色はグレーです。
他にもカラーバリエーションがあります。
アウターシェードのメリットは日よけ効果&目隠し効果です。
内側からは外が透けて見えますが外側からは見えにくいので、
外からの視線対策にもなります。
(うちでは活用していませんが・・・)
デメリットは風が強いとカタカタいうことでしょうか。
高性能の窓にする
暑さ/寒さ対策として、窓にYKKのAPW330 (樹脂サッシ)を選びました。
断熱性能が高い窓は、
外の熱を家に持ち込むことや結露の発生を防ぎます。
あらかじめ設定されているプランでは窓の性能が低いこともあります。
もしカーテンなしを検討しているなら、
カーテンなしにする窓だけでもグレードアップを検討しましょう。
窓は気軽に変えられないので、
費用がかかっても納得のいくものにすべきだと思います。
ただしこの窓は枠が太いので、
同じ大きさの窓ならアルミサッシの方がかっこよくなります。
↓窓の周りの白い部分が太いので、窓の部分が小さくなる
樹脂のほうがほんの少し断熱性能は高いですが、見た目も捨てがたい…
サッシの断熱まで気にするか、見た目をよくするかはよく検討してくださいね。
もっと高性能なAPW430もあります。
実際に住んでみた暑さ/寒さの感想
実際にカーテンなしで過ごしてみても、特に不自由はありませんでした。
シェードがないときついという日はありましたね。
寒い日に窓の目の前に立つと、スーッと少し寒く感じます。
しかし、窓の前に立っている時間はそんなにないので、
大きなデメリットには感じませんでした。
ちなみに、わが家の冷暖房は床下エアコンを使用しています。
床下エアコンについてはこちらで詳しく紹介しています。
床下エアコンを2階リビングに設置!エアボレーの電気代と快適性は?
カーテンなし生活の注意点
「カーテンなしの生活もいいな」と思ったら、
2つ気を付けてほしい注意点があります。
後からカーテンをつけられるようにする
カーテンなしの生活は快適ですが、それぞれの生活スタイルは違います。
- カーテンなしにしてみたけど、しっくりこなかった
- 隣の家が建て直したら窓から家の中が丸見え など
何か違うな~と思ったときに備えて、
後からカーテンを付けられるようにしておきましょう。
具体的には、窓の上の壁を補強してもらい、
いつでもカーテンレールの工事ができるようにするのです。
大きな窓のところなので補強してくれるとは思いますが、
言わないとやってくれない建設会社もあります。
網戸はクリアネットに
カーテンなしの窓は、普通の網戸からYKKのクリアネットに変えました。
クリアネットとは糸が細くて見えにくい、眺望性に優れた網戸です。
たまに網戸にぶつかってしまうくらい、本当に見えません。
ベランダで子どもを遊ばせているときは、虫を防ぐためにクリアネットだけ。
透明なので本当に開放的です。
普通の網戸との差額は5000円でした。
グレードアップして良かったもののひとつです!
まとめ:2階リビングでカーテンなし生活はメリットだらけ!
・カーテンなしのメリットは開放感!
・ベランダ続きの窓をカーテンなしにするのがおすすめ
・開放的過ぎてたまに集中できないのがデメリット
・視線対策は窓の位置で決まる
・ベランダの壁を高くすると目隠し&プライベート感が出る
・暑さ/寒さ対策はシェードと高性能の窓
・後悔しないように後からカーテンをつけられるようにする
・クリアネットの網戸がおすすめ!
わたしはLDKで過ごす時間が長いので、
家の中で1番素敵な空間にしようと思いました。
素敵な空間に一役買っているのが、ベランダ続きのカーテンなしの窓です。
開放的ですっきりした空間にしたい人には、
カーテンなしの2階リビングを検討してみてはいかがでしょうか。