屋根裏に換気扇をDIYで取り付け!取り付け方法と輻射熱対策の効果は?

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わが家は2階リビングに床下エアコンを設置しています。

 

おかげで2階は快適なのですが、

2階から階段を昇ったロフトはさすがに温度差があります。

 

ロフトが暑くて夏は行く気がしないな~

せっかくのロフトがもったいない!

 

エアコンが届きにくい+輻射熱※で暑いのです。

※輻射熱・・・温度の高い物体から低い物体へ伝わる熱のこと

 

ロフトの暑さを緩和するため、

屋根裏に換気扇をDIYで取り付けました。

 

この記事では、

 

屋根裏が暑い理由

屋根裏に換気扇をDIYする方法・必要なもの

換気扇の効果

 

を紹介します。

ロフトが暑いと感じている人、換気扇を後付けでDIYしたい人は、

参考にしてくださいね

 

↓屋根裏に換気扇をDIYした完成写真(ロフト側)

換気扇完成図

 

↓屋根裏に換気扇をDIYした完成写真(屋根裏側)

スイッチの取り付け

 

屋根裏が暑い理由

1階より2階、2階よりロフトと温度差があり、暑くなっていきます。

 

24時間、2階の床下エアコンをつけっぱなしにしても、

猛暑日が続く夜はじわじわと暑さを感じていました。

 

ロフトが暑くなるのはなぜか?をインターネットで調べると、

輻射熱にたどり着きました。

 

【ロフトが暑くなる原因】

 

日中に屋根と屋根裏が熱せられて屋根裏の空間に熱い熱気がたまる

 

⇒その熱気が輻射熱でじわじわとロフトを暑くさせる

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輻射熱の対策に換気扇をDIY!

輻射熱対策として、屋根裏に換気扇をDIYしてみました。

 

ロフトにある屋根裏点検口の扉に換気扇をつけて、

ロフトから屋根裏に向けて空気を送ることで屋根裏の暑い空気を外へ排出します。

 

後付けするには工事が必要かと思ったのですが、

DIYでできそうだったのでチャレンジしました。

 

換気扇のDIYに必要なもの

換気扇のDIYに必要なものを紹介します。

すべてネットで購入しました。

 

・換気扇

 

・温度センサースイッチ

↓換気扇とスイッチの実物はこんな感じ

換気扇とスイッチ

 

・点検口の扉に穴を開けるためのホールソー

↓ホールソーは電動ドライバーに取り付けて使います。

ホールソー

 

↓電動ドライバーはこれを使っています。

家具の組み立てなど、新居購入時には1つあると便利でした!

 

換気扇の取り付けにかかった費用は合計で9500円です。

あとは、ペンや木工用ボンドなど、家にある備品を使います。

 

取り付け位置によっては、延長コードが必要かもしれません。

 

ロフトにコンセントが必要

換気扇はコンセントで繋ぐので、

ロフトに電源コンセントが必要です。

 

うちではサーキュレーター用に2口コンセントを設置していました。

 

計画時点では換気扇を付けると想定していなかったので、

コンセントを付けておいて良かったです。

 

今回は、単純な換気扇と温度センサースイッチの組み合わせにしました。

 

温度センサー付換気扇にする選択肢もあります。

今回は、屋根裏の温度を測りたかったので温度センサーは屋根裏につけました。

(換気扇自体に温度センサーがついているほうがシンプルな仕組みです。)

 

また、この換気扇はスイッチが入ってないときは扉がしまるため、

屋根裏の汚れた空気や冬場の冷気が入ってくることを防いでくれます。

鼻炎やアレルギー体質の人は要検討!

換気扇の取り付け方法

換気扇の取り付け方法を具体的に紹介します。

1.点検口の扉を外す

 

 

点検を外したところ

 

本当は木枠を作って取り付けると頑丈に仕上がるのですが、

簡単に取り付けることを重視して直接取り付けました。

 

今のところ問題ありません。点検口の扉の強度を信じてます!

 

2.扉のどこに取り付けるか決める

屋根裏の写真

屋根裏を見て、どのあたりに温度センサーを取り付けるか決めます。

 

決めるにあたって考慮するのは、

取り付けやすさとコードの長さです。

 

今回は扉の右下に決めました。

 

次の穴あけのために、点検口にペンで印を付けておきます。

取り付け位置に印付け

 

3.扉に穴を開ける

ホールソーで点検口の扉に穴を開けます。

 

30秒くらいで簡単に開きました

 

ホールソー2

 

点検口の扉は石膏ボードでできていて、

穴をあけると切り口がボロボロになります。

裏から見た穴の様子

 

穴のまわりは木工用ボンドで気持ちだけ補強しました。

 

屋根裏側からしか見えなくなるので、見た目は気にしません!

 

4.換気扇を取り付け

穴に換気扇をはめ込みます。

これで、ロフト側に取り付けるものは完成です。

 

↓ロフト側の完成イメージはこんな感じ。

(この時点ではまだ扉を閉めなくて良いです)

換気扇完成図

 

5.温度センサースイッチを屋根裏に設置

スイッチの取り付け

 

工場出荷時から温度センサーに両面テープが貼られていたので、

そのテープをそのまま使用しました。

 

6.コンセントに接続

ロフトの電源コンセントから温度センサーにつなぎます。

 

7.温度設定

温度センサースイッチのつまみを好みの温度にします。

わが家では30℃にしました。

 

↓真ん中のつまみの部分

換気扇スイッチ

 

8.点検口の扉をもとに戻して完成!

点検口の扉を戻したら完成です。お疲れ様でした!

換気扇完成図

スイッチの取り付け

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屋根裏の換気扇の効果は?

温度センサースイッチのつまみを回して計ると、

35℃→31℃と4℃ほど下がっているのを確認できました。

 

最近、猛暑日が続いたときにもじわじわとした暑さを感じなかったため、

換気扇の効果はあると思います。

 

唯一の欠点といえば、子どもが興味を持っていたずらしてしまうこと。

 

「これはおもちゃではないから触らない」と言い聞かせて、

なんとかわかってもらえました。

まとめ:換気扇を後付けDIYして輻射熱対策!

・ロフトが暑いのは、屋根裏にたまった熱気の輻射熱のせい

 

・屋根裏の換気扇は後付けでDIYできる

 

・換気扇をDIYする費用は約1万円

 

・換気扇の取り付けは素人でもできる

(取り付け位置を決めて→穴をあけて→取り付けて→コンセントをつなぐ)

 

・わが家では屋根裏の温度が4℃下がって効果あり!

 

家の構造や空気の流れで効果は変わると思いますが、

素人ができる輻射熱対策は限られています。

 

1万円以内で設置できるので、

 

・「ロフトが暑い」

・「夜じわじわ暑くて熱がこもっている気がする」

 

という人はぜひお試しください!