メンタルヘルスマネジメント検定Ⅱ種ラインコースの要点まとめ③【過去問を分析】

メンタルヘルスマネジメント検定Ⅱ種ラインコースの過去問要点まとめ 3

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メンタルヘルスマネジメント検定Ⅱ種ラインケアコースの過去問を分析し、

『第4章 個々の労働者への配慮』『第5章 労働者からの相談の方法』

の要点をまとめました。

 

テキストは細かいところまで載っているので、

最初から隅々まで読もうと思うと挫折しますよね。

 

よく出るポイントを押さえてから過去問⇒テキストを読むと効率が良いです。

頻出ポイントのまとめに活用してくださいね。

 

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↓公式テキスト

 

↓過去問題集

業務による心理的負荷とストレス対処法

労災認定の判定基準がまとめられています。

心理的負荷が強になる場合を中心に確認しておきましょう。

 

一例として、セクシャルハラスメントについては下記のとおりです。

・胸や腰等への身体接触を含むセクシュアルハラスメントであって、継続して行われた場合

・胸や腰等への身体接触を含むセクシュアルハラスメントであって、行為は継続していないが、会社に相談しても適切な対応がなく、改善されなかった又は会社への相談等の後に職場の人間関係が悪化した場合

・身体接触のない性的な発言のみのセクシュアルハラスメントであって、発言の中に人格を否定するようなものを含み、かつ継続してなされた場合

・身体接触のない性的な発言のみのセクシュアルハラスメントであって、性的な発言が継続してなされ、かつ会社がセクシュアルハラスメントがあると把握していても適切な対応がなく、改善がなされなかった場合  引用元:精神障害の労災認定(平成23年 厚生労働省)

 

出来事としての長時間労働で「強」となる場合は次のとおりです。

・発病直前の2か月間連続して1月当たりおおむね120時間以上の時間外労働を行った場合

・発病直前の3か月間連続して1月当たりおおむね100時間以上の時間外労働を行った場合

引用元:精神障害の労災認定(平成23年 厚生労働省)

 

時間外労働時間の延長の限度は覚えておきましょう。

労働の延長時間の限度

出典:時間外労働の限度に関する基準(厚生労働省)

 

過労死等防止対策推進法によると、過労死等の定義は次のとおりです。

・業務における過重な負荷による脳血管疾患・心臓疾患を原因とする死亡

・業務における強い心理的負荷による精神障害を原因とする自殺による死亡

・死亡には至らないが、これらの脳血管疾患・心臓疾患、精神障害

 

ストレス対処行動(コーピング)は2種類あります。

問題焦点型コーピング:ストレッサーを取り除く

 

情動焦点型コーピング:ストレス反応を低減させる(リラクゼーションなど)

身体的興奮を鎮めるのに、ウォーキングなどの有酸素運動が効果的です。

 

周囲からのサポート(ソーシャルサポート)は4種類あります。

・情緒的サポート:話を聴く、慰めるなど

・情報的サポート:解決に必要な情報を提供する

・道具的サポート:問題解決を直接手伝う

・評価的サポート:努力を評価する、肯定的なフィードバック

具体的な行為がどのコーピングやサポートに当たるか?という問題が多いです。

相談対応(話の聴き方など)

コミュニケーションに関する基本的な知識と管理監督者としてどう対応するべきかが問われます。

ポイントは次のとおりです。

 

ジョハリの窓

ジョハリの窓

自己開示を引き出して、隠蔽領域から開放領域に移行させることが大切。

 

”電子メールは主観的になりやすい”というのも頻出ポイント!

 

管理監督者はいつもと違うことに気づき、専門家につなぐ橋渡しをする。

自分で診断を下したり医学的知識を持ったりする必要はない。

 

・メンタル不調が疑われるが本人が治療を拒む場合は家族に事情を説明するのが基本。

(自殺の危険がある場合は本人の同意がなくても家族や関係者に連絡してよい)

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第4~5章のポイントを〇×チェック!

メンタルヘルスマネジメント検定のポイントを正誤問題で復習しよう!

 

情動的興奮を鎮めるためにはウォーキングなどの有酸素運動が効果的である。

 

⇒× 有酸素運動は身体的興奮を鎮めるために有効とされる。

 

 

過剰適応状態の労働者には励ましが逆効果になる場合がある。

 

⇒〇 過剰適応状態は無理してがんばりすぎている状態。

 

 

管理監督者は部下の相談内容を正確に把握し、責任をもって最後まで解決にあたる。

 

⇒× 管理監督者はいつもと違う様子を早期発見することが重要で、1人で抱え込まず問題に適した専門家につなぐことが期待される。

 

 

自殺の危険を感じた場合は、本人の了解が得られなくても家族に事情を伝えるべきである。

 

⇒〇 自殺の危険や幻覚妄想状態のときは了解が得られなくても伝えるべき。

最後に:第4~5章の頻出ポイントはこれでOK!

事例が多いので答えやすい問題が多いのではないでしょうか。

日頃の接し方を振り返る機会にもなるので勉強してよかったです。

 

次はこちら!

メンタルヘルスマネジメント検定Ⅱ種ラインコースの過去問要点まとめ 4メンタルヘルスマネジメント検定Ⅱ種ラインコースの要点まとめ④【過去問を分析】

 

↓復習したい方はこちらからどうぞ!

メンタルヘルスマネジメント検定Ⅱ種ラインコースの過去問要点まとめ 1メンタルヘルスマネジメント検定Ⅱ種ラインコースの要点まとめ①【過去問を分析】

メンタルヘルスマネジメント検定Ⅱ種ラインコースの過去問要点まとめ 2メンタルヘルスマネジメント検定Ⅱ種ラインコースの要点まとめ②【過去問を分析】

 

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この記事の内容はサイト運営者個人が受験にあたり独自にまとめたものです。メンタルヘルスマネジメント検定 Ⅱ種の合格を保証するものではありませんのでご了承ください。