インフラエンジニアで年収1000万円は大企業かフリーランスの2択【女性SEが解説】

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インフラエンジニアなどのエンジニアの平均年収は598万円です。

一般労働者の平均年収(約360万)に比べて高水準と言えます。

出典:平成30年賃金構造基本統計調査 結果の概況|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

 

ただ、せっかくキャリアを積むのなら年収1000万円を目指したい!と思う人も

いるかもしれません。

 

インフラエンジニア歴10年のわたしの見解では、

インフラエンジニアで年収1000万円を目指すなら、

・大企業や外資系の有名企業に就職する

・フリーランスで働く

の2択です。

 

ちなみに、わたしの年収は500万円ほどです。

 

今の会社(中小企業)では執行役員クラスにならないと

1000万円には到達しなさそうです。

 

インフラエンジニアで年収1000万円を目指す方法は2つ

 

インフラエンジニアで年収1000万円を目指すには、2つの選択肢があります。

・大企業に就職・転職する

・フリーランスで働く

1つずつ紹介します。

大企業に就職・転職する

 

外資系企業や超有名企業に就職・転職して出世すれば、

年収1000万円は到達可能です。

 

1番の難関は就職すること。

 

特に新卒採用ではポテンシャルを示せないと競争を勝ち抜くのは難しいでしょう。

 

実務経験や過去の実績をアピールしやすい分まだ転職するほうが難易度は低いですが、

タイミングよくポジションが空いている必要があります。

 

中小企業で経験を積んで、大企業にステップアップする人も多いです。

 

入りたい企業の求人情報は常にチェックしたり、

転職エージェントを利用して詳細に情報収集すると良いでしょう。

 

未経験からITエンジニア転職におすすめなのは、

マイナビエージェントレバテックキャリアです。

 

ただ、経験者がさらにハイキャリアを目指すなら、

Samurai Jobがおすすめです。

 

ハイクラスの転職に強いジェイ エイ シー リクルートメントが共同運営しており、

年収アップ、外資系企業への転職に強みがあります。

大企業への転職に必要なこと

転職エージェントの求人要件を調べたところ、

年収1000万円のインフラエンジニアに必ず求められるのはマネジメント経験です。

 

マネジメント経験とは、

部下や他社のエンジニアを率いてプロジェクトを完遂した経験のこと。

最低でも数十人レベルのチームを率いた経験が求められていました。

 

また、下請け企業から元請けの企業へエンジニアが引き抜かれることもあります。

 

実際の仕事振りを見てから採用できる、

転職エージェントに手数料を払わなくて良いというメリットがあるので、

現場での引き抜きも意外と多いです。

 

現場で圧倒的な成果を出すことも近道かも・・・

 

IT系企業以外の社内SE/IT部門という選択肢

IT系の大企業以外にも、ユーザー企業の社内SEという選択肢もあります。

システム部管理職などです。

 

自分が手を動かして最新技術を取得する楽しみは減るかもしれませんが、

ワークライフバランスを考えると社内SEは魅力的な選択肢です。

フリーランスインフラエンジニアになる

 

フリーランスのエンジニアというと、Web系のエンジニアが思い浮かぶかもしれません。

 

たしかにWeb系のほうがフリーランスエンジニアは多いですが、

インフラエンジニアでもフリーランスはいます。

 

フリーランスでなぜ年収1000万円が目指せるかといえば、

会社員ならば会社に渡すはずの利益がすべて自分のものになるからです。

 

たとえば、エンジニア1人を現場に入れると、

お客様から1か月70~100万円前後が支払われます。

(もちろん、エンジニアの経験や能力によって差はあります)

 

新卒~未経験者だったら最初は無償で数か月後に40万円ほど、

スペシャリストなら月に100万円をオーバーする人も。

 

お客様から80万円支払われるとして、

そこからエンジニアの手取りは30万円程度になります。

 

社会保険料など、会社が払っている人件費もありますが、

けっこう減るんですよね。

 

フリーランスになると、会社員のときと同じ契約だったらそのまま自分の売上になります。

 

社会保険料や福利厚生費などはすべて自分で負担するので単純に比較はできませんが、

うまく節税すれば会社員より手取りは多くなります。

 

フリーランスエンジニアの課題

ただし、フリーランスには大きな落とし穴が・・・

それは、自分で営業して仕事を取ってくることです。

 

お客様から月80万円で契約していただけるのも、

会社の営業力やそれまでのつき合いがあってこそ。

 

変わらない金額で契約してもらえるように、

技術的にも人間的にも魅力的なエンジニアでいる必要があります。

 

フリーランスで高年収なインフラエンジニアを目指すなら、

人脈作りや営業活動は必須です。

 

今までに出会った高単価のフリーランスエンジニアは、

例外なくコミュニケーション能力がおばけみたいにスゴかったです。

 

顔の広さ、フットワークの軽さ、チームビルディングのうまさ・・・

 

フリーランスエンジニアは技術や実績と同じくらい、

人柄が大事だと痛感しました。

 

また、フリーランスで収入を安定させるのも課題の1つ。

高単価なインフラエンジニアは構築案件に割り当てられることがほとんどで、

構築が終われば契約は終了です。

 

システムが安定稼働したら、高単価のエンジニアは必要なくなります。

 

むしろ、いつまでも高単価のエンジニアが必要なシステムは、

運用がうまくいっていない可能性大です。

まとめ:年収1000万円のインフラエンジニアも不可能ではない

・インフラエンジニアでも年収1000万円以上は目指せる

 

・大企業、外資系企業に就職/転職するかフリーランスになる

 

・年収1000万円以上を目指すにはマネジメント経験が重要

 

・フリーランスは営業活動も自分でやる(技術力+人間力が必要)

高単価なインフラエンジニアは上流工程(要件定義・設計)を担当することが多く、

構築案件をハシゴするようなイメージです。

 

もしこれから年収1000万円以上のインフラエンジニアを目指すなら、

早めに上流工程を経験し、マネジメントの経験と実績を持って転職活動をしましょう。

 

ザ・エンジニアの仕事だけでなく、ユーザー企業側の求人も対象に入れると、

選択肢が広がります。

 

人脈や営業活動など、技術力以外の部分に自信があれば、

フリーランスになることもできます。

 

大企業に新卒入社する以外は、

フリーランスでも企業に勤めるにしても実務経験が必要です。

 

もし未経験の場合はまずIT企業で経験を積みましょう。

 

未経験からフリーランスのインフラエンジニアになった人は

聞いたことがありません。

 

なるべく上流工程ができる会社をしっかり選ぶのがポイントです。

 

 

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転職エージェントの選び方について、詳しい記事はこちら!

【未経験OK】女性インフラエンジニアが選ぶおすすめの転職エージェント!

 

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