妊娠中に祖父がなくなり、お葬式に行くことになりました。
妊娠7ヶ月で少しお腹が目立ち始めた頃。
妊娠中の葬式参列には生まれ変わりの迷信があると知りました。
妊娠中の葬式参列にまつわる迷信とその意味、
妊娠中にお葬式に参列する場合の注意点を紹介します。
目次
妊婦とお葬式にまつわる迷信：生まれ変わり
妊娠中に葬式に参列すると、死者の生まれ変わりになるという迷信があります。
あざがある子が生まれるという地域もあるそうです。
そのために、妊婦さんが葬式に参列するときは、
腹帯に鏡を外側にして入れておく風習があります。
迷信なので根拠はないですが、
不吉なことを言われると気になってしまう人も多いのではないでしょうか。
私自身は迷信をまったく気にしていなかったのですが、
祖母が気にしていました。
「鏡を忘れないでね。」と言われたので、
腹巻きの中に手鏡を外向きに入れて参列しました。
年配の方の中には気にする人が多いようなので、
自分は気にしていなくとも、その方たちを安心させるために入れても良いと思います。
迷信は妊婦さんへの配慮から生まれた
生まれ変わりやアザ以外にも、
「〇〇したら赤ちゃんに影響がある」という迷信はあります。
・妊婦が写真を撮ってはいけない
・火事場に行ってはいけない
・骨を拾ってはいけない など
どれも根拠はありませんが、
葬式に妊婦さんを働かせないようにという配慮から生まれた迷信といわれています。
最近ではマタニティフォトを撮る妊婦さんも多いですし、
わたしも骨を拾うまでやりました。
そのときお腹にいた子は無事に生まれ、
アザもなく元気です。
特に心配はしていませんでした。
妊娠中に葬式に参列するときの注意点
迷信は気にしなくて大丈夫ですが、体調には気をつけましょう。
無理して葬式に参列しない
お葬式は精神的にも負担がかかりますし、
体調が悪くなってもなかなか周りに言い出しづらいですよね。
身近な人が亡くなったとき以外は、事情を伝えて欠席するほうが良いです。
特につわりがひどい時期や安定期前、臨月の時は体調を崩しやすいので
なるべく避けましょう。
出産後に落ち着いたらお線香をあげたり、
お墓参りに行くほうが相手側も気を遣わなくて済みます。
私は安定期で体調不良もなかったので出席することにしました。
それでも帰ってきた時にはどっと疲れました。
思ったより体力的にも精神的にも負担であると考えたほうがよいです。
自分のできる範囲で出席しましょう。
万が一のために妊娠していることを伝えておく
出席する場合は、急な体調不良などに備えて、
参列者の何人かには妊娠中であることを伝えておきましょう。
特にお腹が目立たない時期だと周囲も気づきにくいので、
伝えておくほうが自分も安心です。
私はお腹が目立ってきた頃だったので、
葬儀場の方がいろいろと配慮してくださいました。
お手洗いに行けるが大丈夫かと確認してくれて助かりました。
妊娠中に葬式に参列するときの服装
喪服が入ればいいのですが、
身体を締め付けるのはよくありませんし、だんだん着れなくなってきます。
マタニティ用の喪服も売っていますが、
1回しか着ない可能性が高いのでもったいないですよね。
黒いカーディガン、ぺたんこの黒い靴で行きました。
黒いAラインのワンピースがあれば対応できます。
ストンとした形でお腹を締め付けず、ひざが隠れるくらいの丈です。
光沢のある生地は避け、派手な飾りのないものを選んでくださいね。
また、お腹が生地を持ち上げてしまうので、
丈は長めのもの（妊娠前に着るとひざが余裕で隠れたもの）が良いです。
事前に喪服以外の服装で行くことを伝えておくと安心です。
身近な人のお葬式なら、たいていは快諾してくれると思います。
もしきちんとした服装が求められる場合はマタニティ用の喪服を用意しましょう。
一見するとマタニティ用と分からないものも多いので、
出産後も使えるデザインのものを選べば経済的です。
5000円程度で喪服をレンタルできるサービスもあります。
寒い時期だったら体が冷えないように対策も必要です。
（厚手の靴下、ホッカイロ、ひざかけなど）
妊娠中の葬式は無理のない範囲で参列する
一番大切なのは無理をしないことです。
お腹の赤ちゃんを最優先してほしいと思っているのではないでしょうか。
ただ、最期のお別れの機会でもあるので、自分の体調とよく相談してくださいね。
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