2歳差育児はいつまで大変?イライラしないコツと楽になるまで

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わたしは2歳差の姉弟を育てています。

 

息子が生まれたときは毎日必死で、

「2歳差なんて珍しくないのにみんなどうやって乗り切っているんだ?」

本気で思っていました。

 

今大変な時期真っ只中の人は、

いつから落ち着くのかゴールが見えない中で気が滅入っているかもしれません。

 

この記事では、

2歳差育児はいつから楽になるのか?

大変なときはどう乗り切ったか

を実体験を元に紹介します。

 

産まれた直後は辛いがサポートがある

下の子が生まれてから自分の体調が回復するまで

体力的にはとても辛かったです。

 

上の子は無痛分娩、下の子は帝王切開で産みました。

 

↓無痛分娩について興味がある人はこちらで詳しく紹介しています。

無痛分娩の初産体験談!無痛なのに痛い?流れを知って不安解消!

 

無痛分娩より帝王切開のほうが回復が遅く、

子宮の収縮が鈍いといわれていて、

1ヶ月以上本調子ではなかったです。

 

帝王切開後は1か月経っても傷が気になり、

腹痛もあり、さらに貧血もありで、

一人では赤ちゃんの世話だけでもままならず・・・

 

ただ、最初の1週間は入院、その後も両親や主人が手伝ってくれるので、

大変ですが孤独感やネガティブな気持ちにはなりませんでした。

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2歳差育児の最難関は上の子のイヤイヤ期

2歳のイヤイヤ期は1人でも大変ですが、

赤ちゃんのお世話と重なる時期は2歳差育児の最難関です。

 

下の子が生まれたとき、上の子はイヤイヤ期の真っ最中。

どこでイヤイヤのスイッチが入るかわかりません。

 

2歳差育児はちょうどイヤイヤ期と下の子の誕生が同じくらいの時期なので、

その時の備えをしておいたほうが良いです。

 

2人とも手のかからない子なら大丈夫かもしれませんが、

夫婦だけではなかなかやっていけません。

 

【イヤイヤ期に備えた準備】

 

・両親に助けに来てもらう

 

・ファミリーサポートなどのサービスを見つけておく

 

・上の子の一時保育を探す

 

・食事は作らずに買うなど

たとえ痛い出費だとしても、

大変な時期だけお金で解決する!と割り切るのもアリです。

 

家事をする時間をお金で買い、寝る時間に充てていました。

寝不足は体力的にも精神的にも辛いので、

お金で時間が作れるならそちらを選びます。

 

一番助かるのは上の子を預かってもらうこと!

この時期に一番助かったのは、

上の子を祖父母宅に預かってもらったことです。

 

10時〜16時くらいまで、保育園に通うように祖父母宅に通わせました。

 

家では下の子にパパ・ママを取られたような気がしていたようですが、

祖父母宅では上の子中心に遊んでもらえ、毎日ご満悦で帰ってきます。

 

上の子がいない時間は、

下の子のリズムに合わせて昼寝をしたり家事を片付けたりできます。

 

子ども2人のリズムを合わせるのは大変ですが、

1人なら比較的楽です。

 

細切れでも睡眠が取れると心にゆとりができ、

上の子のイヤイヤが発動しても、以前よりおおらかに見守ることができました。

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イヤイヤ期を乗り切ったら上の子は我慢の日々

2歳のイヤイヤ期を乗り切った後は、

思い切り遊びたい上の子に我慢させてしまう日々でした。

 

下の子が3ヶ月を過ぎると、

一番大変な時期を乗り越え、2人を連れて散歩に行けるくらいになりました。

 

上の子は公園で走り回って遊びたいのに対し、

下の子のミルクや昼寝の時間が気になる母(私)という対立が起こります。

 

下の子は抱っこひもでは熟睡できず、

眠たいのに抱っこひもだと機嫌が悪くなりがち。

 

私は昼寝の時間には家に戻っていたいのですが、

上の子は遊び足りないようで帰りたがらず、

引きずるように帰ることになりました。

 

出かけるのもひと苦労です。

 

2歳差育児の救世主:子育て支援センター

上の子が思い切り遊べなくてフラストレーションが溜まっているとき、

近くの子育て支援センターが救世主となりました。

 

上の子が満足するおもちゃもたくさんあり、

下の子が眠くなったら赤ちゃん用のベッドも貸してくれます。

 

下の子を抱っこひもから下ろせるのもありがたいです。

 

上の子から少し目を離しても、

室内なので公園のように道路に飛び出していく心配もありません。

 

自分の子は自分で見るのが原則ですが、

下の子のミルクやおむつ替えのときは保育士さんが上の子の相手をしてくれます。

 

だいたい10時くらいに行きお昼前まで遊んで帰る、

というスケジュールでほぼ毎日通いました。

 

下の子は午前中のお昼寝をしている間、上の子は思い切り遊べるので、

家でお昼を食べてからの昼寝の寝付きも良かったです。

 

そんなに行っていたら飽きるんじゃないか?と思いましたが、

家よりも充実したおままごとセットやすべり台などがあり、

毎回全力で遊んでいました。

 

上の子はまだ保育園に通っていなかったので、

同い年くらいの子と交流できるのも楽しかったようです。

 

私が行っていた子育て支援センターは3歳未満の子用ということで、

大きい子が走り回ったりしておらず、

小さい赤ちゃんでも安心して遊ばせられました。

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1歳と3歳はすぐケンカになる

下の子がもうすぐ1歳になるかという頃は、

一緒にいるとすぐケンカになる時期でした。

 

主な原因はおもちゃの取り合いです。

 

その頃になると、上の子は”順番”という概念が分かっています。

ただ、「全部自分のもの」というスタンスの下の子には通用しません。

 

上の子は「順番って言ったのになんで守ってくれないの!」と怒り、

下の子は「それはぼくのなのになんで取るの!」と怒ります。

 

下の子に別のおもちゃを渡しても、今度はそのおもちゃで同じことが起こり、

延々と同じケンカを繰り返します。

 

私のイライラも募るばかり…

 

上の子の力作のブロックを下の子が壊したときは、

上の子が殴りかかりそうなくらい怒っていました。

 

上の子は「壊さないでね。」と言っているのですが、

下の子には伝わらないので上の子が本当にかわいそうになります。

 

この頃のケンカはほとんど下の子が悪いのですが、

言葉が通じないので怒りようがありません。

 

上の子を精一杯フォローしました。

 

おもちゃの取り合いは別々に遊ばせて解決

この時期は別々に遊ばせることで乗り切りました。

 

姉弟仲良くしてほしい、仲良く遊ぶ微笑ましい姿が見たいとも思うのですが、

それはもう少しすればたくさん見られます。

 

遊び場所を分離し、

お互いが違うおもちゃで遊ぶように誘導します。

 

特に下の子が上の子の邪魔をしないように気をつけました。

 

見守るほうは一人なので大変ですが、

ずっとケンカの仲裁をするよりはマシです。

 

一緒に遊ぶよりそれぞれ満足そうに遊んでいて、

泣き叫ぶことも減りました。

 

3歳半と1歳半で仲良く遊べるようになった!

しばらくすると自然に一緒に遊べるようになっていました。

一番の要因は下の子の成長だと思います。

 

「人に何かあげる→あげた人が喜ぶ→自分も嬉しい」ということや、

「誰かが泣いてる→自分も悲しい→泣き止んでほしいから慰める」

といった思考回路ができたようです。

 

また、言葉も理解し始めるので、

やめてほしいことやお願いなどが聞けるようになりました。

 

姉が泣いていてもどこ吹く風だった弟の姿はありません。

ちゃんと心配して、自分からおもちゃを渡したり頭をナデナデしてみたり。

 

さらに、下の子が「ごめんなさい」、「ありがとう」を言えるようになってきたので、

上の子が怒らずに納得する場面も増えました。

 

こんなに小さいときでも、

「ごめんなさい」や「ありがとう」を伝えるのが大切なんだなと

改めて認識させられます。

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保育園で社交性を身に付けてくるとケンカが減る

子どもたちにとって、保育園に通い始めたのも影響があったようです。

上の子2歳8ヶ月、下の子0歳10ヶ月で通い始めました。

 

特に上の子は、他の0歳・1歳クラスの子と過ごす中で、

「小さい子には優しくしなければならない」ということを学んできたようです。

 

また弟に対して、

「他の0歳の子たちとは違う、私の弟」という感覚も芽生えたようです。

 

まとめ:2歳差育児は2歳と4歳くらいから楽になる

個人差はありますが、

下の子が2歳になるころには最初の関門は超えたな~と実感しました。

 

姉弟だけで遊んでいる時間が増え、

遊んでいる姿を見ながら家事をする余裕もでてきます。

 

今2歳差育児で大変な方は、

大変な時期には終わりが来ると信じて毎日をがんばってくださいね。