塾講師の当たり外れを見極めるには?個別指導塾は外れが多い?

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塾講師は大学生のバイトで成り立っています。

 

大手予備校にはプロの講師もいますが、

ほとんどの学習塾は大学生のアルバイトが多いです。

 

特に講師の経験を積んでいない学生が多いので、

やっぱり当たり外れはあります。

 

特に個別指導塾は当たり外れの振り幅が大きいです。

 

この記事では、

塾講師の当たり外れができる仕組みと見極め方を紹介します。

 

わたしは4年間学習塾でアルバイトをしていました。

 

教え方が上手な講師も、

正直お金をもらってよいか疑問なレベルの講師もいました。

 

塾選びの参考になれば幸いです。

 

塾講師の当たり外れができる理由

塾講師の当たり外れができるのは大きく3つの理由があります。

理由1:研修期間が短い

塾講師のバイトにはマニュアルや先輩の授業を見る機会があります。

 

塾ではしっかり研修をしています!というところが多いですが、

かんたんな説明と見学で終わることが多いです。

 

【実際に授業するまでの研修例】

 

・マニュアルを読む

・先輩講師の授業の見学

・実際の授業(先輩講師が授業をチェック)

・先輩講師からフィードバックを受ける

・1対1で何度か授業

・1対2で授業開始(研修期間終了)

 

だいたい2週間ほどで研修期間は終了です。

 

わたしは大学1年生になったときから始めたので、

高校を卒業して1か月で先生になれました。

 

こんなに簡単でいいのか?と不安になったものです。

 

130教室以上ある大手学習塾だったので、

もっとしっかりした研修があるかと思っていました。

 

理由2:人手不足

塾講師のバイトは大学生が支えているので、

卒業した学生の穴を新しい学生で埋めなければなりません。

 

採用の基準を上げていたら、学生が集まらなくて困ってしまいます。

 

また、希望する担当科目以外を割り当てられることも多いので、

得意科目では当たりの先生でも、

苦手科目では外れの先生になってしまうリスクがあります。

 

わたしも「どうしても頼む!」と言われて

理科を担当したことがありました。

 

あのときは良い先生ではなかったと思います。

 

理由3:教えるのがうまくなったところで卒業

塾講師は、教える経験を積むほどうまくなっていきます。

 

学歴の高さよりも、教え方の引き出しの多さが大切です。

 

1年目より2年目、2年目より3年目と上達するのですが、

ほとんどの学生が4年で辞めてしまいます。

 

アルバイト同士ではノウハウも蓄積されないので、

教室全体のレベルは上がりにくいです。

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塾講師の当たり外れを見極める方法

せっかく個別指導塾に通わせるなら、

なるべく当たりの塾講師に教えてもらいたいですよね。

 

当たり外れをどう定義するかによりますが、

ここでは生徒の成績が上がる・合格させることを当たりと定義します。

 

当たりの塾講師とは?

当たりの塾講師の特徴を紹介します。

 

生徒をよく理解している塾講師

生徒の理解度や性格を理解して、

わかりやすく説明してくれるのは当たりの講師です。

 

当たりの講師はいつも生徒目線で考えています。

 

反対に外れの講師は、

誰に対しても同じ教え方で、

マニュアルにない質問をすると慌ててしまったり、

マニュアル以外の教え方のバリエーションがありません。

 

熱心な塾講師

教職を目指している講師は、たいてい熱心な先生です。

 

自分の将来のために経験を積みたいというモチベーションがあるので、

単なる報酬目当ての講師より良い授業をする確率が高いといえます。

 

担当生徒を持っている講師

個別指導塾の場合、生徒から指名が入るときがあります。

 

指名をたくさん持っている講師は、

それだけ評価が高いということになります。

 

講師自身も指名されることで生徒の長期的な指導計画が立てられますし、

モチベーションも上がります。

 

もしお子さんが気に入った先生がいたら、

積極的に指名したほうが良いです。

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どうやって当たりの塾講師を見極めるか?

授業の様子を見学できれば一番良いのですが、

それは断られる塾が多いです。

 

授業の見学以外で見極めるポイントを紹介します。

 

授業内容の報告書

たいていの個別指導塾では、

塾講師がその日の授業の内容や理解度を記入してご家庭に連絡します。

 

その記入内容で生徒のことをしっかり考えて指導しているか分かります。

 

当たりの塾講師は、生徒の理解度や様子を詳しく書いています。

宿題の出し方も細かいです。

 

経験上、報告書に生徒へのメッセージも書いている講師は、

たいてい評価の高い塾講師でした。

(宿題で困ったときに参照するページや注意するポイントなど)

 

集団指導塾の場合は1人1人の報告がないことが多いので、

その場合は塾長に授業や理解度を聞いてみましょう。

 

社会人講師かどうか

これは全員に当てはまるとは言えませんが、

社会人講師は塾講師経験が長かったり非常勤講師の経験がある人が多いです。

 

経験が多いことは指導の質に直結します。

 

もし社会人講師がいるなら、一度当ててもらうと良いです。

 

数の割合は少ないので、

スケジュールが合わない可能性はあります。

 

学歴が高いから良い塾講師とは限らない

わたしが塾講師をしていたとき、

高学歴といわれる大学の塾講師もいれば

三流といわれる大学の塾講師もいました。

 

高学歴な大学生のほうが生徒にとって良い講師だったかといえば、

そうとは限りません。

 

学歴よりも、生徒に対する熱意や経験年数のほうが重要です。

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当たり外れの幅を小さくしたいなら集団指導塾

集団指導塾のほうが個別指導塾よりも事前の研修がしっかりしています。

特に個人塾ではなく、大手のほうがマニュアルやサポートが手厚いです。

 

担当外の科目を教えることが少ないので、

担当科目に関して一定レベルには達していると予想できます。

 

 

学習塾は大学生の講師が大半なので、

どうしても当たり外れがあります。

 

入ってみないとわからないところはありますが、

熱心な先生が見つかるとよいですね。

 

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