他の科目は苦手だから教えたくないな・・・
個別指導塾や家庭教師では厳しいかもしれないよ。
塾講師のバイトで、「英語だけ教えたい!」という人はかなりいます。
留学経験のある社会人や子どもの英語教育に興味を持った主婦など、
英語だけなら受験からブランクがあっても勉強を続けていた人が多いです。
この記事では、
塾講師のバイトは英語だけでできるのか?
英語だけで塾講師のバイトに採用されるにはどうすればよいか?
を紹介します。
目次
塾講師は英語だけでもできるか?
集団指導塾なら可能/個別指導塾や家庭教師なら難しいというのが結論です。
集団指導塾なら可能
集団指導塾は科目を決めて担当している先生が多いです。
人手不足のときは他教科も頼まれるかもしれませんが、
1科目のみというのはあまり不利益になりません。
1回でたくさんの生徒に教えられるので、
1科目だけでも需要があります。
英語なら問題ない!
個別指導塾では難しい
個別指導塾では、
採用はされても、後から別の科目を教えるように指示される可能性大です。
個別指導塾ではたくさんの科目を教えられる人が重宝されるので、
1科目の制限ありだと使い勝手が悪くなってしまいます。
1科目で良いとされているのは高校の非常勤講師だけでした。
帰国子女でも国語も担当させられていました。
個別指導塾では人手の確保が大切なので、
「とりあえず採用してから他の教科もやらせればいい」と考えている塾長もいます。
塾長の人柄・教育方針はバイトの働きやすさに影響大。
面接のときにチェックしておきましょう。
家庭教師では難しい
家庭教師は、1科目だけというケースがまれなので、
登録はできても生徒が決まりにくい可能性があります。
生徒も親も関係作りが大変ですよね。
英検やTOIEC限定の家庭教師なら可能ですが、
どちらも期間限定なので継続するのは難しいでしょう。
塾講師の英語力はどのくらい必要?
採用時に試験があるので、そこで英語力を見られます。
わたしが勤めた塾の採用試験は、高校生の基本レベルでした。
ある塾では英検2級以上と課せられている場合もあります。
TOEICスコアでの基準はあまり聞いたことがありませんが、
TOEIC600点くらいが英検2級です。
↓塾講師に必要な学歴ついてはこちら!
大学生が塾講師のバイトをするために学歴は必要?時給に違いはある?
英語だけでも採用されるポイント
英語だけで塾講師のバイトに採用されるポイントをまとめました。
集団指導塾を選ぶ
英語だけで採用されるなら、集団指導塾のほうがニーズがあります。
個別指導塾は1対2が多いので、
生徒2人とも英語にしなければいけないという制約ができてしまいます。
生徒の状況やすでに勤めている先生によっては、
希望するシフト数に届かないかもしれません。
集団指導塾のほうが時給も良いので、
たくさん稼ぎたいならおすすめです。
付加価値をつける
1科目のみで採用されるなら英語ができるのは最低ラインです。
「英語だけでも採用したい!」と思わせる付加価値が必要です。
【付加価値の例】
・志望者が多い大学に在学している
・英作文の添削や指導ができる
・リスニングの指導ができる
・英検の面接対策ができる
・英語教員を目指していて授業がうまい
↓教え方のコツはこちら!
塾講師で上手く教えられないときのコツと対策!塾講師バイトの体験談
意欲をみせる
「英語だけしか絶対やりません!」というよりも、
「他の科目も必要ならがんばります!」という姿勢のほうが採用されます。
絶対に英語しかやりたくないなら別ですが、
他の科目に自信がないだけなら意欲をアピールすると良いでしょう。
すべての科目で高校生レベルを求められるわけではないので、
「英語は高校生でもOKだけど、国語と数学は中学レベル」でも
十分ありがたい存在です。
まとめ:英語だけでも集団指導塾なら採用されやすい
英語だけで塾講師のバイトをするなら、
集団指導塾を選ぶと採用される可能性が高いです。
付加価値をつけられること(英作文、リスニング、面接対策など)があれば、
採用される可能性はぐっと高まります。
まずは気にせず応募してみましょう!