子どもにピアノを練習させる方法!怒らなくてもやる気をアップさせるコツ

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ピアノは毎日の練習の積み重ねが大切。

それは理解していても、子どもに毎日練習させるのは難しいですよね。

 

ピアノを楽しんでほしいのに、

練習を強要してピアノ自体が嫌いになっても困ります。

 

娘が3歳9か月からピアノを習いだして1年、

ようやく練習が習慣化してきました。

 

いろいろと試行錯誤した結果わかった、

子どもにピアノを練習させるためにおすすめの方法を紹介します。

 

子どもにピアノを練習させる環境作りのコツ

 

子どもにピアノを練習させる環境作りのコツは4つあります。

ピアノの練習を習慣化する

ピアノの練習は継続することが大切です。

週に1回1時間やるよりも毎日10分やったほうが効果的。

 

毎日ピアノに触ることを習慣づけましょう。

 

習慣づけるためには毎日同じ時間帯・同じタイミングでピアノの練習をすることが大切。

子どもの生活習慣になれば、自然とピアノに向かうようになります。

 

娘は毎日夕飯の後、お風呂の前にピアノの練習をします。

 

そのころトランプにはまっていた娘には、

「ピアノが終わったらトランプ→トランプが終わったらお風呂」と言い聞かせました。

 

練習を忘れてお風呂に入ってしまうこともあるのですが、

寝る前に「ピアノ弾くの忘れた!」といって慌てて練習しています。

 

やらないとなんだかスッキリしない…と思わせたら成功!

ピアノの練習時間を決める

ピアノの練習時間、つまり何分までやったら終わりかを明確にします。

 

大人なら成果主義で「〇〇ができるまで!」と決めてもがんばれますが、

子どもはそうはいきません。

 

子どものうちは長時間ピアノの練習をするのは難しいです。

わが家では、10分でもやったら良し!としています。

 

大切なのは毎日少しでも練習すること!

すぐにピアノができる環境を作る

子どもが自分から「やろう!」と思ったときが一番やりたいとき

そして一番吸収するときです。

 

タイミングが合わないと、

すぐに別のこと(おもちゃ、テレビ、絵本など)に気を取られてしまいます。

 

娘が「ピアノやりたい!」といったときにすぐ練習できるように、

イスやテキストはいつでもスタンバイ状態

 

子どもが一人で練習を始めているときもあります

 

うちはダイニング横のカウンターにキーボードを置いています。

 

キーボードはYAMAHAのpiaggero(NP-32)のホワイトです。

リビングに置くので白にしたかったのと、なるべく鍵盤数の多いキーボードにしました。

イスはIKEA(1つ990円!)

 

ピアノやキーボードは、

できれば長く時間を過ごす部屋に置いておくと良いです。

 

ピアノが目に入る機会が増えれば、「やりたい!」と言い出す回数も増えます。

ご褒美を用意する

ピアノ教室はちょっとしたことですぐご褒美シールをくれます。

 

家でもマネをして、

練習した日はカレンダーにシールを貼ることにしました。

 

 

カレンダーとシールはセリアです。

 

カレンダーとシールをしまうクリアファイル(アナと雪の女王)は、

ピアノ教室でもらったクリスマスプレゼント。

 

子どもの好きなキャラクターで揃えてあげましょう!

 

220円の出費で娘がピアノを練習してくれるなら安いものです
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子どもが自分から練習する声かけ・働きかけのコツ

 

子どものやる気を出すには親からの働きかけが必要です。

子どもに効果的だった声かけをご紹介します。

レッスンで褒められたことを思い出させる

レッスンで先生に褒められたところ、うまくできたところがあれば、

それを思い出させるようにします。

 

具体的には、褒められた曲のページを開いてピアノ前にセットしておき、

娘がピアノをちらっと見たらすかさず褒める。

 

これ、褒められた曲だよね!

この間、〇〇が上手になったって言われたね!

 

コツはレッスンを思い出させること。

先生の言葉を引用するのが効果的です。

 

練習は嫌いだけどレッスンは好き!といううちの子には効果抜群。

 

娘「もう1回聴かせてあげようか?」

といって弾いてくれます。

親が弾いてみる

わたしはピアノ未経験ですが、娘のテキストを見ながらなんとなく弾いてみます。

 

娘が寄ってきたらすかさず…

 

一緒に練習する?

と聞いて「うん!」と言えば成功です!

 

「練習しなさい!」というより「一緒に練習する?」というほうがすんなり練習してくれます。

 

『読書させたかったら読書している姿を見せなさい』とよく言いますが、

ピアノにも当てはまるようです。

聴かせてほしいとお願いする

ピアノのレッスンは、たいていわたし(母親)がついていきます。

 

一緒にレッスンに行かない人(父親や祖父母)がいるときは、

 

「〇〇ちゃんのピアノ、聴かせてあげたら喜ぶよ!」

 

と誘ってみましょう。

 

今一番得意な曲を弾いてくれます。

子どものやる気をダウンさせるNG声かけ例

 

ピアノを始めたばかりの頃は、

つい練習に口を出して娘のやる気をダウンさせたことがあります。

 

子どもによると思いますが、

うちの娘にはNGだった声かけを紹介します。

 

・(使う指を間違えたときに)「指が違うよ」

 

うまくできなくて教えてほしいときならともかく、

調子よく練習しているときに言ってしまいました。

 

その日はもう練習せず…

 

・「練習するのはこの曲だよ」

 

得意な曲ばかり練習する娘に弾く曲を指示したところ、

かたくなに自分の弾きたい曲だけ弾いていました。

 

練習する曲は自分で選びたいんですね

 

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ピアノ練習用の無料アプリは使える?

ピアノ練習用の無料アプリがたくさん出ていますが、

子どもの練習には使えるのでしょうか?

 

いくつかダウンロードしてみたのですが、

ピアノ練習用の無料アプリは子どもの練習には適していませんでした。

【適さないと判断した理由】

 

・無料だから広告が出る(子どもがクリックして別ページに飛んでしまう)

 

・スマホやタブレットで操作するのでアニメなどの動画を見たがってしまう

 

・実際に鍵盤を押す練習はできない

無料を有料にすれば広告の問題は解決します。

有料にしてまで使う価値があるかは…ちょっと疑問でした。

 

もちろん、自己管理ができる大人が活用するには問題ないのですが、

幼児に、という観点では必要ないと思います。

ピアノを練習させるには親の心のゆとりも大切

子どもがなかなか練習しないと親もイライラしてしまいますよね。

しかし、幼児はまだ自分一人で練習するのが難しい時期

 

子どもにピアノを練習させるには、

・親が一緒につきあってうまくやる気を引き出してあげること

 

・自発的に練習するまで見守る根気強さ

この2つが必要です。

 

わたしもときどき心のゆとりがなくなるので、

自戒の念を込めて再確認!

まとめ:子どもにピアノを練習させるにはコツがある

・ピアノを練習する環境作りが大切

(習慣化する、時間を決める、いつでも弾けるようにする、ご褒美を用意)

 

・自分から練習するように親が働きかける

 

・間違いを指摘したり練習する曲を指定したりするとやる気ダウン

 

・ピアノ練習用の無料アプリは幼児には向かない

 

・ピアノを練習させるには親にも心のゆとりが必要

 

子どもが練習しないときは、

親も心のゆとりを持って、環境作りと働きかけをしてみましょう。

⇓先生向けの本ですが、親でも勉強になりました。