子どもにおすすめのトランプゲーム5選!かんたんなルールで知育遊び

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わが家では、娘が4歳のときにトランプにはまり始めました。

 

いろいろなゲームをやってみましたが、

子ども(幼児)とトランプで遊ぶにはちょっとした工夫が必要です。

 

娘のために試行錯誤した結果わかった、

子どもでも楽しめるトランプゲームと遊び方の工夫を紹介します。

 

トランプは何歳からできる?

 

個人差がありますが、おおむね3歳からできます。

 

下の子が3歳になる前くらいからぶたのしっぽを始めました

 

トランプ遊びが始められそうなサインは次の通りです。

・数字が読める(1~10まで)

 

・色がわかる(赤と黒)

 

・5分くらい集中していられる

 

・順番が待てる

正直、集中していられるかはその日の調子にもよります。

 

上記のことができなくても、

集中力をつける・数字の練習をするためにトランプを活用しても良いと思います。

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子ども向けトランプの遊び方と注意

子どもとトランプ遊びをするには、

子どもが理解しやすいように遊び方に工夫が必要です。

ルールをかんたんにする

複雑なルールをできるだけシンプルにしましょう。

 

条件によってさまざまなパターンがあると、

子どもだけで判断できずに毎回大人に確認することになってしまいます。

 

なるべく子どもが自分で考えて判断できるように

ルールを分かりやすくしましょう。

 

自分1人で独立したプレイヤーとして遊べている!ということが自信になるようです

 

トランプの枚数を減らす

ババ抜きやぶたのしっぽ、神経衰弱は枚数を減らしても問題なくできます。

 

トランプの枚数で難易度が調整できますし、

1ゲームの時間が短くなるので、集中力も持ちやすいです。

 

おすすめのトランプゲームを5つ紹介!

ここからは難易度別におすすめのトランプゲームを紹介します。

はじめてのトランプに最適!ぶたのしっぽ

【遊び方】

 

1.トランプを切って、裏のまま円形に並べます。

 

2.順番に1枚ずつめくり、円の中央に置きます。

 

3.マークが一致するか、数字が一致したら、札を出した人が山札をもらいます。

 

4.円形に並べたカードがなくなったら終了。

 

札が多いほうが勝ち、少ないほうが勝ちなどどちらでもOK!

1番かんたんなトランプゲームはぶたのしっぽです。

 

通っている保育園でも年長さんからぶたのしっぽをやるそうです

 

札をめくるだけなので3歳になる前の下の子でも楽しめました。

(山札を取っていいかどうかの判断は、自分でできるときとできないときがあります)

 

マークの理解が難しい場合は、”色が一致したら…”という条件に変えるのも良いです。

 

だんだん山札が溜まってくると、子どものテンションもうなぎのぼり。

 

山札がたまってきたら、

めくるときにちょっとタメを作る演出も子どもに好評ですww

 

運の勝負なので、大人も子どもも関係なく勝負できます。

マークのほうが山札がたまりやすいので盛り上がります!
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2人で真剣勝負!神経衰弱

 

【遊び方】

1.トランプを混ぜて裏側にして広げる。

 

2.2枚ずつめくっていき、同じ数字(ペア)なら自分の手札にする。

 

3.ペアだったらもう一度2枚めくる。

 

4.広げたトランプがなくなったら終了。

 

手札が多い人が勝ちです。

 

神経衰弱は52枚すべてでやると大人でもしんどいので、

枚数を減らしましょう。

 

最初は5ペア(10枚)くらいで始めて、子どもの様子を見て枚数を増やします。

 

また、人数が多いと順番が回ってくるまでに覚えていられない・集中が持たないので、

神経衰弱は子どもと2人でやるのが理想的です。

 

みぃつけた!の神経衰弱をヒントに

Eテレのみぃつけた!で、

キャラクターの大きなカードで神経衰弱するコーナーがあります。

 

たぶん年長さんくらいが挑戦しているのですが、

そのときは6ペアくらいなんですよね。

 

それを見て、

未就学児は6ペアくらいがちょうど良いのかなと思いました。

心理戦を楽しむ!ババ抜き

【遊び方】

・トランプをよく切って、人数分配る(ババを1枚入れる)。

 

・自分の手札の中で同じ数字のものは中央に出す。

 

・隣の人のカードを順番に引いていき、ペアができたら中央に出していく。

 

最後にババが残った人の負け!

子どもに特別なハンデやルールを適用しなくても楽しめます。

 

4歳後半の娘はすべての枚数を使っても楽しめますが、

もう少し小さい子ならば枚数を減らすのも良いです。

(最後まで集中力が持ちます)

 

最初のペア探しだけ手伝ってあげるとスムーズ。

 

途中でペアを間違えて捨ててしまっていても、

ババ抜きなら後からそっと大人が軌道修正してあげられます。

 

ババ抜きはなんといっても最後のハラハラ感・心理戦が醍醐味

 

ポーカーフェイスを頑張ってみたり、ババを持っている人の表情を読もうとしたり、

必死に考えている子どもの様子は微笑ましいです。

数字を順番通り並べよう!七ならべ

【遊び方】

 

・トランプをよく切って、人数分配る。

 

・7を持っていたら中央に出す。

 

・番号がつながるように手札を出していく(番号は飛ばせない)。

 

手札が残った人が負け

 

七ならべは今までの3つに比べると少し難易度が上がります。

数字が読めるだけでなく、数字の順番とマークがわからないと難しいです。

 

はじめは子どもの札はオープンにして、

子どもが出せるように他のプレイヤーが忖度してあげる必要があります。

 

もちろん、意地悪なストップはなし!

 

4歳後半ではじめたころは、

大人のアドバイスがないとどの札が出せるのかわかっていませんでした。

 

何回もやるうちに、5歳では自分で判断して札が出せるまでに成長

(今では札をオープンせず、大人と同じように隠して持っています)

 

出せる札を順番に出す、というだけで、

どの札を出すと有利かまでは考えていないようです。

 

これからの成長が楽しみ!

 

七ならべのデメリットは、2人だと盛り上がらないところ。

プレイヤーが3人以上いるとより楽しめます。

足し算と確率!ブラックジャック

【遊び方】

 

・トランプをよく切って山札にする。

 

・プレイヤーはそれぞれ山札から2枚ずつ取る。

 

・合計が21になるように山札から1枚ずつ取る(取らなくてもよい)。

 

・山札から取りたい人がいなくなったら終了。

それぞれ札を見せ合う。

 

合計が21に一番近い人が勝ち!(ただし21を超えていたらアウト)

 

1~10の札なら足し算ができる(正確にはマークを数えられる)ので、

ブラックジャックは5歳の今なお練習中です。

 

札を取る・取らないの判断は難しいのでアドバイスが必要。

 

まだ対等に楽しむまでは至っていませんが、

足し算・確率の概念を学ぶには持って来いのゲームです。

 

1つのマークだけ(13枚)でやると確率が考えやすくなります
21までの足し算が難しい場合は?

21までが難しいときは、1~5までのカード(5枚×4種類=20枚)だけ使って、

10ぴったりを目指すようにルールを変えます。

 

数字が小さくなるので、年中・年長さんでも取り組みやすいです。

 

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子どもの知育としてのトランプ

 

子どもとトランプを楽しむ中で、

トランプは知育に繋がる要素がたくさんあると気づきました。

トランプを切る・配る

 

手先・指先を使う遊びが脳の発達を促すといわれます。

保育園でもひも通しやシール貼りなどで指先を使う遊びが多いです。

 

トランプを切る・1枚ずつ配るのもなかなか難しい動作で、

子どもが手先・指先を使う訓練になっています。

自分で判断する

一度ルールを理解すれば、

どの札を出すか/どの札を選ぶかは状況を見て子どもが自分で判断します。

 

いろいろな観点から考えてどうすべきか自分で判断する、という経験は

主体性を身につけるのに大切だと考えています。

勝ち負けを経験する

小さいうちは、あまり勝ち負けがつく遊びはありませんでした。

(ジャンケンくらいです)

 

最近は運動会でも順位をつけない学校があるそうですが、

やはり勝ち負けは大切だというのがわたし個人の考えです。

 

単純に勝つことが良いというのではなく、

勝った経験/負けた経験それぞれから学ぶこと・感じることがあります。

 

子どもがルールを理解していなくて圧倒的不利なとき以外は、

対等に戦うようにしています。

 

娘の勝率は5割を切っていますが、それでもトランプは好きなようです。

 

負けたらめちゃめちゃ悔しそうな顔をします。

それも良い経験です。

まとめ:子どもでもトランプゲームは楽しめる!

・トランプゲームは3歳前後から遊べる

 

ルールをかんたんにする/トランプの枚数を減らすと子どもも楽しめる

 

・初めて遊ぶならぶたのしっぽ

 

・2人で遊ぶなら枚数を減らした神経衰弱

 

・心理戦を楽しむならババ抜き

 

・マークと数字の順番が理解できたら七ならべ

 

・足し算の練習にブラックジャック

 

・トランプには知育要素が満載

 

トランプは100均でも手に入り、1つあれば無数に遊び方が広がります。

 

わたしはトランプを防災グッズに入れてますよ!

 

「まだ早いかな?」と思っても、数字が好きだったら見せてみるのも良いです。

興味があるものに対する子どもの吸収力は、大人の創造を超えてきます。