子どもがアイパッチを嫌がるときの対処方法!斜視・弱視・視力矯正の訓練に

記事内に広告を含みます

子どもの斜視や弱視、視力矯正の治療に欠かせないのがアイパッチ。

でも、子どもの立場からすれば、アイパッチで目を塞がれるのはストレスです。

 

娘は4歳のときから1年以上アイパッチをつけています。

 

はじめは嫌がることがありましたが、

今では自分で貼れるくらい、アイパッチは当たり前のものになりました。

 

この記事では、

 

子どもがアイパッチを嫌がるときの対処方法

子ども用アイパッチのタイプと選び方

保育園でアイパッチをお願いする方法

 

をご紹介します。

 

子どもの目の治療に悩まれているママ・パパさんの参考になればうれしいです。

子どもがアイパッチを嫌がるときの対処方法

子どもがアイパッチを嫌がるときの対処方法を3ステップで紹介します。

好きに貼らせてみる

アイパッチをいきなり子どもの目につけるのは、

子どもに恐怖心を与えてしまうかもしれません。

 

片目を塞がれるのは大人でも嫌ですよね

 

まずは好きに貼らせてみましょう。

 

腕でも足でも貼ってみて、まずアイパッチに慣れてもらいます。

 

アイパッチを親の目に貼らせるのも効果的。

 

『アイパッチは痛くないし、怖くないよ』ということを、

親が身をもって証明してあげましょう。

 

アイパッチを貼ってみてわかること

実際にアイパッチを貼ってみると、不便さがよくわかります。

 

右目に貼っていたら、右から来る人やものが見えづらいです。

 

階段を下りるのも慎重になりますし、

取ろうと思ったものとの距離感がつかめないこともあります。

 

子どもの気持ちを理解するために、一度体験してみるのがおすすめです。

かわいい・かっこいいアイパッチを探す

最近はいろいろなデザインのアイパッチが出ています。

 


子どもの好きなキャラクターや柄のアイパッチを用意して、

貼るのが楽しくなるようにするのもおすすめです。

 

布のアイパッチなら自分で作ることもできます。

市販のシンプルなアイパッチに絵を描いてあげるのもひとつの手です。

 

小児科に入院したとき、

看護師さんは点滴の包帯に必ずイラストを描いてくれました。

 

それだけで子どもは点滴の包帯が気に入ったようです。

アイパッチが必要な理由を伝える

4歳くらい~言葉が理解できるお子さんなら、

アイパッチが必要な理由をわかりやすく何度も伝えましょう。

 

わたしは「アイパッチをすると、〇〇ちゃんの目が良くなるんだよ」

事あるごとに説明しました。

 

すると娘も徐々に、

「目を良くしたいからがんばる!」と言うようになりました。

 

今ではアイパッチを自分でつけています

 

【対処方法のまとめ】

 

まずアイパッチに親しんで抵抗感をなくす

かわいい・かっこいいアイパッチで付けるのが楽しくなる

アイパッチが必要な理由を理解する

スポンサードリンク
 





 

子ども用アイパッチの種類(テープ/布)

子ども用アイパッチにはテープタイプと布タイプがあります。

テープタイプのアイパッチ

周辺がばんそうこうのようなテープになっていて、肌に直接つけるタイプです。

↓うちでも使っているテープタイプのアイパッチです。

 

【テープタイプのメリット】

 

・目をしっかり塞げる

・使い捨てで衛生的

【テープタイプのデメリット】

 

・肌に負担がかかる(ムレ、かぶれなど)

・使い捨てなのでコストがかかる(1枚約30~40円)

 

100枚くらいまとめ買いすると、多少コストが抑えられます

布タイプのアイパッチ

布でできていて、メガネのレンズにかぶせるタイプです。

デザイン性があるものもあります。

 

【布タイプのメリット】

 

・繰り返し使えてコストが安い(1つ約600円~)

・手作りしやすい(好きなデザインで作れる)

・肌に負担がかからない

 

【布タイプのデメリット】

 

・目とメガネの間にすきまができる

・ずれやすい

 

どちらもメリット/デメリットがあるので、眼科医と相談しながら決めましょう。

基本はテープタイプ、肌が弱い等の事情があれば布タイプになるのかな?と思います。

 

娘はテープタイプを使用しています。

「目をしっかり塞げる」と眼科医に勧められたことが1番の理由です。

スポンサードリンク
 





 

子どものアイパッチを選ぶときの注意点

子ども用のアイパッチを選ぶには、注意点が2つあります。

アイパッチのサイズ

子ども用のアイパッチにはいくつかサイズがあります。

(乳児用、幼児用、小学生用など)

 

基本的にサイズの違いなので、

年齢にとらわれずに目のサイズに合ったものを選びましょう。

 

年齢的には幼児でも、サイズ的には乳児用がぴったりなこともあります。

 

同じ子ども用・幼児用の表記でも、

メーカーによってサイズが全然違うので注意が必要です。

 

↓同じ子ども用でも左のカワモトのアイパッチは大きく、

右の貼る眼帯アイパッチがちょうどよいサイズでした。

眼帯のサイズ

 

アイパッチが大きすぎると子どものストレスも大きくなります。

 

また、鼻のところまでアイパッチが来てしまうと、

メガネをかけたときに滑りやすいです。

 

アイパッチの色

肌とマッチするような色(ベージュ)のアイパッチは、

子どもには避けたほうが良いです。

 

これは眼科医に言われたのですが、

肌になじむ色だと目がないように見えて、

周りの子に怖がられたりからかわれたりすることがあるそうです。

 

子どもは思ったことをストレートに言ってしまいます

 

うちでは無難に白のアイパッチを使用しています。

保育園でアイパッチをつけるには?

アイパッチは決められた時間ちゃんと付けることが大切。

 

親が近くにいれば気を付けられますが、

保育園に通っているときはどうすればよいでしょうか。

 

うちでは、まず先生にお手紙を書き、下記を依頼しました。

・アイパッチを左目にしてほしいこと

・お昼寝のときは外して、起きたら新しいアイパッチをつけてほしいこと

・アイパッチは保育園用リュックのポケットに入れておくこと

特にどちらの目に貼ってほしいかは強調して書いておきましょう!

そして、アイパッチの補充を忘れないようにします。

 

肌が弱いのでムレ対策としてお昼寝のときは外しています。

眼科医によると、必ず取らなければいけないわけではないそうです。

 

保育園によって対応は違うでしょうが、

うちでは担任の先生以外でも手紙の通りにしっかり対応してくれました。

 

アイパッチとは長いつきあいになります。

保育士さん、いつもありがとう!

まとめ:子どもに嫌がらずアイパッチを付けてもらおう!

・まずはアイパッチに親しむ親が付けてみせるのも効果的!

 

かわいい・かっこいいアイパッチがたくさんある

 

・言葉が分かる子にはアイパッチが必要な理由をわかりやすく伝える

 

・アイパッチにはテープタイプと布タイプがある

 

・アイパッチのサイズは大きすぎないものを選ぶ

 

・子どものアイパッチは肌になじむ色を避ける

 

保育園でアイパッチは付けてもらえる

 

幼児がアイパッチを嫌がるのは当然です。

 

その嫌な気持ちを理解して、

少しでも前向きにアイパッチを付けられるように応援しましょう。