幼稚園・保育園の役員決めはどう決まる?選ばれやすい人と断れる人

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幼稚園や保育園にも保護者会の役員がある園があります。

 

保護者会とは小学校のPTAのようなもの。

任意加入とはいえ、ほぼ全員加入するので断るのは至難の業です。

 

事前に保護者会があるかどうかはわからないことが多いので、

入ってから役員をやらなきゃいけなくなった!ということも。

 

わたしがそうでした!

 

役員をやりたい人よりやりたくない人のほうが多いので、

役員決めは大変…

 

ときにトラブルに発展することもあります。

 

この記事では、

幼稚園・保育園の役員の決め方、

幼稚園・保育園の役員に選ばれやすい人/断りやすい人

を紹介します。




幼稚園・保育園の役員の決め方

幼稚園・保育園の役員の決め方は、園によって違います。

 

よくあるパターンを5つ紹介します。

1:話し合い

幼稚園に多いケース。

まずは立候補を募って、いなければ話し合いが延々と続きます。

 

小学校のPTAでも話し合いによって決めることが多いですよね。

 

立候補者がいれば平和に終わるのですが、それはレアケース。

 

”わたしはこんなに大変”のアピール合戦になったら

空気は悪くなるばかりです。

 

早々にくじ引き・ジャンケンに移行したほうが傷が浅く済みます。

 

先生から「〇〇さん、どうですか~?」

キラーパスが来ることも覚悟しておきましょう。




2:くじ引き/ジャンケン

話し合いで決まらなければ、くじ引き/ジャンケンに突入です。

平等に恨みっこなしで決めましょう!というスタンス。

 

あみだくじやジャンケンが多いです。

 

大人になってから、

真剣にジャンケンする機会って減るよね。

 

ここで負けたら、潔く役員をやりましょう。

 

ここで勝ってもおおっぴらに喜んだらアウトです。

やってもらって申し訳ない、ありがとうの気持ちを忘れずに!




3:アンケート

保育園に多いパターン。

 

話し合いの場を持つのが難しいので、

立候補者を募るアンケートを取ります。

 

わたしの園もこのパターンでした。

 

・やります

・いなかったらやります

・できません

の3択で、”できません”に〇しました。

 

でも結果的に役員をやることに…

4:現役員からの勧誘

現時点で役員をやっている人から、

ママ友つながりで勧誘されることがあります。

 

保育園よりはママ同士のつながりが強い幼稚園で多いパターン。

 

ママ友なだけに断りにくいですよね。

役員の人も次の役員を一生懸命探しているわけですし…

 

どうしても無理なら、素直な気持ちや家庭の事情を言うしかないでしょう。




5:先生からの勧誘

話し合いの場で振られることもあるし、

送り迎えのときに呼び止められてお願いされることもあります。

 

わたしは送り迎えのときに園長先生からお願いされました。

 

日頃お世話になっている先生に頼まれると

断りづらくて観念することに…




幼稚園・保育園の役員はいつ決める?

だいたい年明けから3月中に決まります。

新入園児の保護者用に1、2枠開けている幼稚園もあるそうです。

 

保育園の新入園児は0歳児が中心なので、

入園式にはたいてい役員が決まっています。




幼稚園・保育園の役員に選ばれやすい人

幼稚園・保育園の役員に選ばれやすい人の特徴を紹介します。

仕事をしていない

まず、専業主婦の人は真っ先に候補に挙がりやすいです。

 

実際は専業主婦だからといって時間的な余裕があるわけではないですが、

役員=専業主婦のイメージは強いようです。

 

仕事をしていても、

フルタイムよりはパートのほうがお願いしやすい雰囲気もあります。

子どもが大きい

上のお子さんはみな小学生で年長さんだけ通っている場合は、

役員の候補、さらには会長の候補に挙がりやすいです。

 

その場合、上のお子さんは卒園生である可能性が高いので、

園との付き合いが長く、先生からの勧誘が来るかもしれません。




役員をやったことがない

園に何年か通っていて役員をやったことがない場合も、

依頼されやすいです。

 

初年度は様子見で、2年目・3年目あたりから選ばれやすくなります。

 

小学校のPTAでは、一度はやるのが暗黙のルールみたいですが、

幼稚園・保育園ではそこまで感じません。

社交的な人

役員になると、

人前に出る機会や他の保護者の方とコミュニケーションを取る機会が増えます。

 

役員になっても仕事を全うできなければ意味がありません。

 

社交的な人、人あたりが良い人は声がかかりやすいです。

 

そう考えれば、選ばれるのは光栄かも?




幼稚園・保育園の役員を断りやすい人/選ばれにくい人

反対に、次のような人は選ばれにくいです。

妊娠中の人

妊娠中だと何か月かは役員の仕事ができなくなりますし、

体調にも気を遣います。

 

妊娠中だとわかれば、

無理にお願いされることはないでしょう。

 

乳幼児がいる

保育園の0歳・1歳クラスに預けている保護者はあまり選ばれません。

 

育休中だと声がかかるかもしれませんが、

復職していれば候補から外れる可能性大です。

 

大変なのが分かっている人には頼まないみたいですね




仕事が忙しそう

毎日、延長保育を利用しているような家庭は、

役員をお願いしてもパンクしてしまうので選ばれません。

 

保護者同士ではわからないので、

先生が暗黙のうちに候補から除外している感じがします。

 

介護や持病で引き受けられない場合

介護や持病は、保護者どうしでは分かりませんし、

先生でも把握していないかもしれません。

 

察してくれ!というのは無理な注文です。

 

特別な事情があるのに選ばれてしまった人は、

早めに事情を話しましょう。




実際に保護者会の役員ってどうなの?

幼稚園・保育園によりますが、

実際に保護者会の役員をやってみると、思ったほど大変ではないです。

 

うちは保育園なので、保護者会でLineグループを作り、

実際に集まるのは最低限です。

 

運動会の景品、園に呼ぶ催し物の種類などを相談します。

 

会長さんがある程度決めた上で議題が進み、過去のやり方が踏襲されているので、

そんなに時間は取られません。

 

どのくらい大変かは、

会長さんのリーダーシップ

過去のやり方が引き継がれているか

で決まります。




幼稚園・保育園の役員決めトラブルを避けるために

役員決めのときに押し付け合いになってトラブルになると

今後の園生活でストレスを感じてしまいます。

 

役員決めのトラブルを避けるためにはお互いの思いやりが大切です。

 

役員になった人   :役員になったからにはきちんとやる

役員にならなかった人:できる限り積極的に協力する

 

やりたくてもやりたくなくても、

役員になった以上はきちんとやる。

 

役員にならなかった人は、

役員の人に感謝し、行事にはできるだけ協力する。

 

 

役員でも役員でなくても

子どもたちの園生活が楽しくなるように協力していきましょう♪