長女の1歳半健診で身長の伸びが悪いと診断され、
総合病院での検査を進められました。
総合病院の検査で異常はなく、さらに詳しく調べるには検査入院が必要とのこと。
いろいろ迷った挙げ句、2泊3日の検査入院をすることにしました。
低身長負荷試験はどんな検査をするのか、
何を持って行ったらいいのか、
などを紹介します。
目次
低身長の検査入院までの道のりと身長
1歳6ヶ月︰73cm
まず、1歳6ヶ月の健診で身長の伸びが悪いことを指摘されました。
母子手帳の成長曲線から下に少しはみ出ています。
お医者さん
はじめは成長曲線の真ん中あたりにいたのに、
線の傾き(伸び)がゆるやかなところが心配。
はじめから小さめに生まれていて、
線の傾きが成長曲線と同じなら問題ないそうです。
他の子より小さいとは思っていなかったのでびっくり。
とりあえず経過観察となり、半年後にまた診察を受けることになりました。
2歳〜2歳6ヶ月︰80cm
半年後の経過観察では、身長や頭の大きさなどを計られました。
特に問題はなく、また半年後に診察。
身長の伸びはゆるやかなまま他の子に追いついて来ないので、
総合病院での検査を勧められ、紹介状を書いてもらいました。
2歳8カ月頃︰80.5cm
総合病院では、初めて採血して検査しました。
ホルモンの値など結果は問題なし。
ただ、この結果は簡易的なもので、
問題ないと確実に診断するには検査入院が必要とのことでした。
お医者さん
ただ、早く病気だと分かれば早く治療が開始できる。
入院の予約(2ヶ月先)だけして帰りました。
ちょうど保育園に通い始めた頃で、
検査入院すると保育園に伝えると保育士さんはびっくりしていました。
経過観察か?検査入院か?
検査入院させるかはとても迷いました。
まだお泊まりもしたことがなく、
点滴をつけられて入院というのがかわいそうな気がしたからです。
最終的には
病気なら早く知ってできる限りのことはしてあげたい、
早く治療ができるならそのほうがいい、
という気持ちで検査入院することに決めました。
低身長の検査入院スケジュール
低身長の検査入院がどのようなスケジュールで進むかを紹介します。
病院によって違いはありますが、参考にならば嬉しいです。
1日目のスケジュール
・昼過ぎに病院に行く
平日でも総合病院の入院受付は混雑していました。
受付だけで30分待ち、病室に通されたら説明を受けます。
柵付きのベッドになるので、拘束ということになり、
保護者の同意書が必要と言われました。
柵付きのベッドは転落防止なので、
檻っぽい見た目ですが全然窮屈そうではありません。
・点滴の針を打つ
針が取れないように包帯でぐるぐる巻にされていて痛々しいです。
包帯に書いてもらったうさぎちゃんが気に入ったようです。
・MRIまで部屋で待ち、寝かせる
無料で見れるキッズチャンネルを見たり、
持っていったパズルや絵本を見て過ごしました。
MRIをする30分前くらいに眠くなる飲み薬を飲み、
電気を消して寝かせます。
MRIの最中は動いてはいけないので、
眠らせる必要があるそうです。
寝かしつけるのが結構大変でした。
・MRIへ
熟睡したのを確認したら、MRIの部屋に連れていきます。
移動式のベッドで専用の部屋に運ばれ、20〜30分ほどで終わります。
部屋の外のベンチで待っていました。
ガコン、ガコン鳴っているのでちょっと心配になりましたが、
途中で起きることなく終了。
・夕飯を食べて寝る
1時間後くらいに起き、18時頃に夕飯を食べました。
(私は寝ている間に夕飯を食べました)
もうシャワールームは終わっていたので、
その日はお風呂に入れませんでした。
夜は21時前くらいから寝かせようとしましたが、
なかなか寝ずに22時過ぎにやっと寝ました。
点滴をしていて体が動かせないので、
なかなか寝付きが悪かったです。
看護師さんが巡回に来るので、あまり熟睡できません。
2日目のスケジュール
・負荷試験
朝9時から負荷試験があります。
注射をして、何分かおきに採血し、
ホルモンの分泌量を検査するというものです。
9時頃先生が来て、はじめの注射をし、
2時間かけて4回くらい採血しました。
注射をしてから15〜30分後くらいに血糖値が一番下がるので辛いそうです。
顔色が悪く見るからに具合が悪そうでした。
お水を飲ませて横にさせると少し良くなり、なんとか2時間が終わりました。
・付き添い交代
その後、主人と交代し、
私は家でシャワーを浴びて昼ごはんを食べました。
簡易ベッドは熟睡できなかったので、
少し仮眠してから夕方また主人と交代です。
個室以外だと付き添いは母親が祖母というルールだったので、
主人に夜の付き添いは頼めませんでした。
・夕飯と寝かしつけ
その日はもう検査がないので、夕飯を食べ、
21時30分頃には寝かせました。
点滴の線をひっぱらないように気を遣って寝ました・・・
3日目のスケジュール
・負荷試験
2日目と同じ負荷試験をしました。
・退院手続き
12時前には検査が終わり、退院許可が出ました。
朝から食べてなくてお腹が空いていそうだったので、
お昼も病院で食べました。
(お医者さんには食べても食べなくてもどっちでも良いと言われました。)
結果が出るのは2週間くらい後です。
外来の予約をして退院しました。
検査入院に持って行って良かったもの
検査入院に持って行ってよかったものを紹介します。
時間をつぶすためのおもちゃ
待ち時間が長いのですが、
点滴をしているため病院のプレイルームにも行けません。
おもちゃなどの時間つぶしアイテムは必須です。
【持って行って良かったおもちゃ】
・音の鳴らない絵本
・大きめのピースのパズル
・お絵描き道具
2人部屋だったので、音の鳴るものはやめました。
片手が点滴の包帯で自由に使えないので、
繊細な動きが必要なものは逆にイライラしてしまいます。
大人用の軽食
子どものそばを離れられないので、
大人の飲み物やおにぎりなどの軽食は前もって多めに買っていくといいです。
パパっと食べられるもの、ごみの処理が簡単なものが良いので、
おにぎりや菓子パン・惣菜パン系がおすすめ。
看護師さんに声をかければ離れることができますが、
付き添ってくれるわけではなく、大泣きするまではそのままです。
お母さんが仕事の都合で帰った子は、
けっこう泣いていてこちらも悲しい気持ちになりました。
みんなに付き添っていたら仕事にならないんでしょうね。
小さい子が入院するときの注意点
小さい子が入院するのは大人の入院とは違います。
付き添いは交代制にする
はじめはシャワーしに帰ったらすぐに戻るつもりでしたが、
体力的に厳しかったです。
初日の簡易ベッドで全然眠れず、
MRI前の子どもの相手でとても疲れてしまいました。
交代して家に帰ったら、少しでも横になると良いです。
退院後のお楽しみをつくる
入院が辛い思い出になったら嫌だな、と思ったので、
退院後にコメダ珈琲によってシロノワールを食べました。
子どもに入院したときのことを聞くと、
必ず「シロノワール食べたね〜」と満面の笑み。
それを聞くと、立ち寄って良かったなと思います。
楽しい思い出が残っていてよかったです。
検査入院の結果は?
内分泌系に問題なしとのことでした。
お医者さん
経過観察するしかないですね。
問題ないということは治療方法がわからないということ。
喜んでよいかは複雑です。
まだ成長曲線の下からはみ出ていますが、焦らず見守っています。
検査入院の費用は?
子どもの医療証を見せれば医療費は無料です。
(平塚市では中学3年生まで無料)
子どもの食事、簡易ベッドのレンタル、検査着のレンタルでお金がかかりました。
食事は1食400円くらいですが、
検査のために朝食抜きも多かったので4回だけ。
総額5000円くらいです。
個室にすると1泊+1万円かかります。
個室が空いていなかったので選べませんでしたが、
1万円かかっても個室のほうがおすすめです。
相部屋だと同室の親子に気を遣ってしまいます。
(テレビの音、話し声、夜寝れなくて泣くなど)
下の子がノロウイルスで入院したときは個室でした。
隔離が必要なので+1万円はかかりませんでした。

まとめ:小さい子の入院は大変なのでしっかり準備!
小さいうちに入院するというのは、本人にとっても親にとっても大変です。
精神的にも体力的にもへとへとになるので、
スケジュールを参考に体調を万全にして臨んでくださいね。