2階リビングのメリット・デメリット!実際に住んでみてわかったこと!

アイキャッチ_2階リビングのメリット

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2階リビングの注文住宅に住んでから5年が経ちました。

 

2階リビングにするかどうかで間取りが大きく変わるので、

悩まれている方も多いのではないでしょうか。

 

2階リビングにしようと検討中の人へ、

2階リビングのメリット・デメリット、

実際に住んでみた感想をご紹介します。

 

後悔のない家づくりのために、参考にしてくださいね。

 

2階リビングにした理由は?

わが家が2階リビングになったのは周りの建物の状況からでした。

 

南側には3階建てのアパート、

東側には2階建てのアパートが境界ギリギリに建っていました。

 

南側の3階建てアパートのおかげで、

1階をリビングにすると日当たりが絶望的です。

 

日当たりはそこまで気にしないのですが、

冬に寒そうなこと、

窓を開けてすぐアパートの壁になることが嫌だなと感じました。

2階リビングに5年間住んだ感想

とにかく周りの音や視線が気にならないので、

家でゆっくりくつろぎたいインドア派の人におすすめです。

 

在宅勤務でも静かなほうが捗ります♪

 

わたしは2階リビングにして良かったと思います。

具体的なメリット・デメリットをまとめました。

2階リビングのメリット

具体的な2階リビングのメリットは5つあります。

1:外からの視線が気にならない

2階リビングにして1番良かったのは、

外からの視線がまったく気にならないことです。

 

リビングは南側と西側に大きな掃出し窓があり、

4.5畳のバルコニーにつながります。

 

掃出し窓にはカーテンをつけていません。

窓の外側に日よけのシェードがあるのみです。

 

そのおかげでとても開放感があります。

 

カーテンなし生活についてはこちらで紹介しています。

2階リビングでカーテンなしの生活!メリット/デメリットを紹介

 

カーテンなしだと落ち着かない人もいるので好みが分かれますが、

個人的には気に入っています。

 

南側のアパートには洗面所の細長い曇りガラスの窓しかないので、

こちらは見えません(アパートを建てる方が配慮してくれたようです)。

 

アパートの壁が白いタイルなので、その反射もあり明るいです。

アパートの壁が暗い色だったらだいぶ印象が違っていました。

 

幸い、家を建てる前にアパートが完成していたので、

壁も計算に入れて建てることができました。

 

2階リビングにするかどうかは、

窓にする予定の位置が隣家の窓やドアと向き合わないかが重要です。

 

2:日当たりが良い

2階リビングを採用しても、

南側の3階建てアパートが日差しを遮るのではないかと心配していました。

 

しかし、2階リビングの天井を高くしてハイサイドライトを付けたので、

とても明るいリビングになりました。

 

家の中で一番日当たりが良いのがリビング・ダイニングです。

 

掃出し窓にカーテンをしてないので窓から光がたくさん入り、

夏は日が入り過ぎて暑いくらいです。

 

2階リビングの暑さ対策として、

ハイサイドライトも含めてシェードで日よけをしています。

 

↓シェードについてはこちらで紹介しています。

YKKAPのシェードです。

2階リビングでカーテンなしの生活!メリット/デメリットを紹介

 

日当たりにはこだわっていなかったのですが、

住んでみてやっぱり明るいほうがいいなと思いました。

 

3:静か

 

外の音や人の声が気にならないので、

静かに過ごせます。

 

1階にいると道路を通る車の音などがよく聞こえますが、

2階だとほとんど気づきません。

 

住宅街なので夜は静かなところなのですが、

昼もこんなに静かに過ごせるとは思っていなかったです。

 

4:勾配天井が活かせる

通常の平らな天井ではなく、

屋根の形を活かした勾配天井を採用しました。

 

1階リビングで吹き抜けを採用すれば高い天井を実現できますが、

2階の床面積が減ってしまいます。

 

日当たり確保に活躍しているハイサイドライトを設置できたのも、

勾配天井にして天井高を3m以上、一番高いところで4mほどにしたからです。

(標準では2m60cmでした)

 

勾配天井は+30万円ほどかかりましたが、

気持ちの良いリビングにするための必要経費と考えることにしました。

 

5:広いリビングにできる

わが家は、24畳ほどの空間にリビング・ダイニング・キッチンがあります。

柱はなく広々とした空間です。

 

1階に広い空間を作ってしまうと

壁や柱が少なくて耐震等級3を取れないそうです。

 

1階に壁で仕切られた部屋がたくさんあると、

2階は広い空間を作りやすいのだそう。

 

なるべく視界を遮らないリビングが良かったので、

これも2階リビングにして実現できたことです。

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2階リビングのデメリット

2階リビングのデメリットも理解した上で検討しましょう。

1:食料品を運ぶのが大変

キッチンも冷蔵庫も2階なので、

買い物した食料品を運ぶのが大変です。

 

共働きで週末にまとめ買いするので2往復はします。

 

計画のときから承知の上でも、

やっぱり冷蔵庫が近かったら…と思います。

 

冷蔵庫に入れなくて良いストック類は1階にして、

なるべく2階へ持っていく量を減らしています。

 

2:郵便物の受け取りが面倒

玄関の鍵はリビングから操作できるようになっていますが、

荷物は下まで取りに行かなければなりません。

 

日中は家にいないので、基本は宅配ボックスに入れてもらいます。

 

共働きだから宅配ボックスで済むと思っていたのですが、

在宅勤務が始まってから不便さを感じるようになりました。

 

3:引っ越しに苦労するかも

2階リビングにする人は、

2階に置く家電や家具が階段を通るかどうか確認する必要があります。

 

場合によっては買いたい家電や家具を諦めなければならないかもしれません。

 

特に問題になりがちなのは冷蔵庫とソファです。

 

業者に階段の幅や天井を確認してもらい、

通らなければクレーンで窓から入れるなど追加の費用がかかります。

 

うちも冷蔵庫が通るかヒヤヒヤしましたが、

標準の階段幅よりも広くしていたおかげで無事通りました。

 

通常なら80cmほどの階段幅を1mにしていたので、

手すりがついたままでも搬入できました。

 

引っ越し業者の方によると、

手すりを外すと10cmほど広くなるので、手すりを外して入れることもあるそうです。

 

↓階段幅を広くするメリット/デメリットはこちらにまとめています。

階段幅1000㎜のメリット/デメリット!新築戸建ては階段広めがおすすめ!

4:お風呂も2階だと高圧タイプの給湯器が必要

2階リビングというより2階にお風呂のデメリットです。

 

2階にお風呂があると水圧が弱くなるので、

高圧タイプの給湯器が必要になります。

 

うちにはエコキュートの高圧タイプが設置されています。

もちろん、お値段も通常のものよりは高いです。

 

お風呂を2階にした理由

歳を取って階段の上り下りが難しくなったとき、

なるべくワンフロアで生活を完結させたいと思いました。

 

そのためにはお風呂も2階という結論になりました。

(2階にはお風呂、トイレ、洗面所、LDKがあります)

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1階リビングと2階リビングはどっちが良いのか?

どちらが良いのかは、建てる人の好みや生活スタイルによるので一概には言えません。

 

2階リビングのメリット・デメリットを理解して

納得した上で選べば後悔しないのではないでしょうか。

 

メリットもデメリットもありますが、

私は2階リビングにして良かったです。

 

やはり人目を気にしなくて良いところが気に入っています。

 

うちはほとんどリビングで過ごすので、

リビングが居心地の良い場所になるようにという思いで決めました。

 

注文住宅は庶民にとって一生に一度の買い物ですから、

本当に悩みますよね。

 

建ててから後悔して悩むより、

計画段階でさんざん悩むほうが愛着がわく気がします。

 

今のうちにいっぱい考えて、一生モノの家を手に入れてくださいね。