囲碁ボールはご存じですか?
ニュースポーツの1つで、
年齢や障がいの有無にかかわらず、みなで楽しめるスポーツです。
誰でも参加できるのに盛り上がる!
最後まで勝負の行方がわからないゲームです。
この記事では、
囲碁ボールのルールと得点計算、勝敗の判定方法を紹介します。
目次
囲碁ボールとは?
ゲートボールに似たスティックで白と黒のボールを打ち、
得点を競うゲーム。
五目並べのように縦横斜めに並べた数で得点を競います。
人工芝に7×7つの交点ができるように線を引き、
交点を狙ってボールを打ちます。
こどもからお年寄りまで対等です!
↓囲碁ボールの様子
囲碁ボールのルール
人数や回数は適宜変更可能ですが、
囲碁ボールの公式なルールを紹介します。
・全部で5回(5局)行う
・1局で各チーム10個のボールを交互に打つ
・打ち終わったらアウトボール/セーフボールの判定をする
アウトボール:ボール目(交点)の底についていない
セーフボール:ボールが目(交点)の底についている
※ただし、1つの目でセーフになるのは1つのボールだけ。
・ボールがマットの前で止まっても、局が終わるまで取り除かない
・前に止まっているボールに接触しても良い
・得点が高いチームが次の局の先攻になる
人数が多い場合は、10個打つところを人数で割ればOKです。
2人なら1人5個ずつ打つ、
3人なら2人が3個、1人が4個打つことになります。
囲碁ボールの得点計算方法
ライン得点とポイント得点があります。
【ライン得点】
縦・横・斜めに3目以上5目以下に並べた数を競います。
5目に1つ並べた→5目1連
3目に2つ並べた→3目1連
※6目以上並んだら無効です。
【ポイント得点】
ポイント得点=セーフボールの数です。
目に入っているボールが5なら5点。
ただし、ライン得点が優先します。
ライン得点とポイント得点は合算しません。
”5目1連=ポイントにすると〇点”という換算はしないので注意!
囲碁ボールの得点表
こんな感じで得点表を作っておくと、集計に便利です。
囲碁ボールの得点表はダウンロードできます>> 囲碁ボールの得点表
囲碁ボールの勝敗判定
勝敗判定は先攻・後攻を決めるために1局ずつ行いますが、
試合の勝敗は5局を通して数字の大きい目の連が多いチームが勝ちです。
詳しくみてみましょう。
1局ごとの勝敗判定
1局が終わった時点で、数字の大きい目が多いほうがその局の勝利です。
各局での勝敗は、次の局の先攻・後攻を決めるためだけに使います。
試合の勝敗は、各局で目ごとに連を合計して決めます。
試合の勝敗判定
5局終わった時点で、
数字の大きい目の連が多いチームが勝ちです。
ライン得点で勝敗がつかない場合はポイント得点を比べます。
それでも判定がつかない場合は、
各局の最高得点で比べます。
公式ルールは上記の通りですが、
小さい子どもや高齢者だけでやる場合は、
ポイント得点だけで勝負することもあります。
囲碁ボールに必要なもの
囲碁ボールに必要なものは以下の3つです。
・ボール :直径7cmプラスチック製の白黒各10個
・スティック:木製
・マット :5m×2mで7×7の目がある人工芝
囲碁ボールセットが売っていますが、
個人で買うにはちょっと高いです。
自治会や老人ホームで購入すれば皆で楽しめます♪
平塚市で囲碁ボールの道具を貸出
市内に活動拠点がある団体は、
平塚市のスポーツ課で道具を借りることができます。
電話・メール・FAXで空き状況を確認して、
借用書を提出します。
お住まいの自治体でも借りられるかもしれないので、
自治体のホームページ等で調べてみましょう。
平塚市では囲碁ボール以外にも、
ボッチャなどのニュースポーツの道具も借りられます。
なぜ平塚で囲碁ボール?
平塚市には木谷實棋士の道場があり、多くのプロ棋士を育成したことから、
平塚市は”囲碁のまち”としていろいろな催しをやっています。
↓囲碁まつりが有名!詳しくはこちら!

まとめ:囲碁ボールは誰でもできるニュースポーツ
囲碁ボールは子どもからお年寄りまで誰でも楽しめるスポーツです。
特に高齢者の運動不足解消にぴったり!
道具の貸し出しをしている自治体もあるので、
地域のレクレーションなどに取り入れてみてはいかがでしょうか。